画像は、昭和34年刊を再版して、昭和55年に復刻、300部限定発行の、「概説 平市史」に、載っていたもの。磐城平城が落城して、焼失を免れて、残存していた建物は、明治政府に破壊を命じられ、払下げたとある。にわか本読みしたのを、へぇ、そうだったのかぁだった。あちこちと、ひっぱり出して、ぺらぺらめくって、読んでみた。発刊された当時は、昼寝の枕にすっかぁだった。今頃、ぺらぺらするようでは、しょうがねぇなあと、自嘲をしている。む
画像は、磐城平城の内堀の丹後沢。通称、「お城山」といわれてる、「平字旧城跡」という地名にある。道路から入ると、街中の騒音も消え、静か風情。初秋の陽光が水面に映っている。昔ばなしに、大きな亀がいて、大雨のたびに、沢から、夏井川に通っていたとか。「あやしき亀や棲みつらん」と歌にあるという。水面に亀の頭が、二つ見えた。城を守る内堀だったという。ならば外堀はと見回しても、外堀はない。