八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

漱石の草枕

2016年06月07日 20時25分04秒 | Weblog
画像は、夏目漱石の初版本の、復刻本より。「草枕」を、例によって、「拾い読み」と、「斜め読み」をしてみた。草枕の書き出しは、「智に働けば角が立つ。----、兎角に人の世は住みにくい。」と。文学書の古典は、読み応えがある。「斜め読み」で、読みだすと、思い出したところもある。ほとんど忘れてしまっていた。難しい。最近は、週刊誌、月刊誌の活字を、時間つぶしに、たまーに、見ている。復刻本の活字は、「本だぁ」と、懐かしがっている。そうだ、「住みにくい」は、経済的なこともあるだろうし、人間関係のこともあるのだろう。でも、経済的が、最重要なのだろう。老後不安もある。難しいこと考えないで、今を生きるのだろう。テレビで、「違法ではないが、不適切だ」という、お金があるようだ。額に汗をして、働き、細々と、年金で生活をしているので、やっかんでみても、しかたがないことだぁと、またまた、自嘲をしている。
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