八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

花の下より鼻の下

2014年04月12日 20時32分54秒 | Weblog
空ばかり見ていたら、足元に一輪咲いていた。「花七日」と桜の見ごろを言うのだが、この、草花も、10日間が、見ごろだった。「花の下より鼻の下」。辞典に、「花の下で風流を楽しむより、鼻の下にある口を満足させる方がいい」とある。今のところ、なんでも美味しく食べている。今日、数日前から、風邪気味。お医者さんに行った。玄関を出て、先代の先生と奥様に、ばったり。奥様が、「どこか悪いの」と。すると先生が「その顔色をみると、薬なんか、飲まなくていいべぇ」だって。先生には、35年前に、開業した時から、診察をしてもらっている。別の話になったが、この花も盛りは過た。「花一時、人一盛り」かぁ。そういえば、盛かることなく、人生の賞味期限は、遠の昔に切れたなぁ。
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三日見ぬ間の桜

2014年04月12日 20時02分48秒 | Weblog
冷たい風が吹き荒れたり、寒暖を繰り返している。思い出して、近くの神社の桜を見に行った。もう、散り始めていた。この桜の名は、知らない。桜が咲き始めて、満開、落花するのは、早い。世の中の移り変わりが早いことを言う、言葉と、事典にはある。江戸時代の俳人大島の俳句が、もとで、俳句は、「世の中は 三日見ぬ間の 桜かな」。別の話し。消費税やら、ウインドウズXやら、なんとか細胞やら、時間をもて余して、テレビを見ていると、あつちもこつちも、報じている。時間を持て余すようになってしまったなぁと、自嘲をしている。
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