たまあぁにペットから、人恋しくて呼んでいる。ある夕ご飯の時、義母とちょつとおしゃべりをした。月に一度、往診をしていただいている先生が、入院をして今月は往診をしていただけなかった。そのことが頭にあったのか、「先生入院しちやっては、しょうがねえぇなあぁぁ」。「お医者さんなのになんだっぺぇぇなあぁぁ」。「なんの病気なんだっぺえぇぇなあぁぁ」。「お見舞いやったのがあぁぁ」。「八十になったのがあぁなあぁぁ。まだ若げえぇのになあぁぁ」。「おれは、96だあぁ、7、8、9、100だあぁぁ」。「4年ちゅうのは大変だなあぁぁ」。「4年ぇぇん生きられんのがあぁぁなあぁぁ」。「4年生きねえぇぇど、100才になれねえぇぇんだなあぁぁ」。「手術してくれた先生は100まで大丈夫だっと言ってたなあぁぁ」。「100才生きっと、市からごほうびもらえんのげえぇぇ。ほおぉぉっ」。「何もらえんのがあぁなあぁ」。ちよっと寂しげに話してる。手をあますほど、おお怒りの時もあるが、目をつむっても、手を動かしているときは、何かを考えているようだ。