八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

七十路徒然なるままに

2007年09月08日 10時34分38秒 | Weblog
何度も中国古典の名言録から引用しました。日本にも、数多くの名言がある筈です。浅学なので分からないだけです。俳句は特有で、外国の方に、「俳句とはなんだ」とたずねられて、「古池や 蛙とびこむ 水の音」を訳して伝えると、「それだからなんなんだ」と問い返されることがあるとゆう。この情緒的なことが理解されないという。つれづれに、小冊子「美しい日本語」を、ぺらぁ-ぺらぺらぁ-とめくっていたら「験[しるし]なき 物を思わず 一杯の 濁れる酒を 飲むべくあるらし」[大伴旅人卿の歌] があった。現代文にすると「くだらない 物思いをするくらいなら 一杯の 濁った酒を 飲むべきであろう」とあった。
「なぁあんだぁ-今頃わかったのかぁ-」なぁぁんて言われそうです。拙いブログにお付き合い、感謝しております。72年も無為に生きてきたので、[ 験{しるし}なき ]はご容赦ください。注、杯の文字、原文は土へんです。
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