八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

俳句

2007年02月06日 10時14分37秒 | Weblog
数日前、午後納品の時刻を約束していたが、来客で出発が遅れてしまつた。
あせっても追い越しをするにもいかず、気ばかりせいていた。
それでもちょつとの遅れですんだ。搬入の会場はまだ開いていなかったのでよかった。 迷惑はかけずにすんだのでと、帰り道はゆとりで車を走らせた。あたりは夕闇に包まれはじめた。波立海岸へさしかかり、車窓から海を眺めた。波打ち際はしぶきが巻き上がっていた。そういえば納品の時車から降りたとき、枯れ葉が舞い上がるほど風が吹き、手と耳が冷たかった。ちょつと水平線から昇った月は大きく見えた。  そこで一句。[ 寒しぶき 水平線の 十三夜 ] お粗末。



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