池袋の地名の由来についてはいろいろとあるようです。
現在の池袋駅西口にかつて存在した「袋型の池」を由来とする説。
袋池(丸池)と呼ばれたその池の名前が地名の由来となったと言われています。袋池はかつて農業用水だった「弦巻川」の水源であり、1970年代中頃まで現在のホテルメトロポリタン所在地の北側にあったといわれています。
また、昔の池袋にはふくろうがたくさんいたようです。
それが池袋とふくろうと関連性を結び付けて、池袋地区には多くの場所にふくろうの像やモニュメントが設置されています。
ふくろう巡りの散策も良いですね。
散策の目的は、今年79歳となるので「体力維持」と「老化防止」であります。
北コースのルーティンは、家を出発して(5時30分)、池袋六つ又交差点から明治通りを王子方面へ西巣鴨交差点まで行きます(6時00分、ここまで3000歩)。白山通りを新庚申塚の都電停留所から折戸通りを大塚駅方面に向かいます。途中に都立文京高校があります。
大塚天祖神社(6時20分)で、昨日の無事に過ごせたことの報告と本日の無事を祈願お参りをしてきます。
大塚駅前トランパル広場(6時25分)に到着する頃に、都電・三ノ輪橋行のトラムが通過していきます。ラジオ体操に参加する人たちに「おはようございます!」と元気よく挨拶をして広場の後方の場所を確保します。(ここまで約6000歩)
ラジオ体操(6時30分)が始まる頃はまだうす暗く、40名ほどの人たちが歌を歌いながら足踏みをしてスタート。山手線の大塚駅を下車して出勤する女性がいつも参加しています。ラジオ体操の最中に都電が通過する時は写真を撮影するグッドタイミングです。ラジオ体操が終了(6時40分)すると参加者は拍手をしています。夜が明けて明るくなってきます。
城所信英さんから豊島区や大塚のイベント情報を伺うととても丁寧に説明をしてくれますので参考になります。流石に知識豊富な人でいろいろと勉強になります。城所信英さんにお会いできるためにラジオ体操に参加することも一因あります。
都電線路沿いに大塚バラロードを歩き向原からイケサンパーク通り、東京国際大学池袋キャンパスに到着(6時55分)。万国旗がはためいています。そして家に到着(7時00分、ここまで約8000歩、距離約7㎞)。
散歩ルートは同じ道を通らずに一筆書きのように歩いていきます。
南ルート(護国寺方面)とは一日おきに交互に歩いております。
大塚天祖神社
大塚トランパル広場のラジオ体操
イケ・サンパーク
東京国際大学池袋キャンパス西門
東京国際大学のはためく万国旗
プログラムでは、最初は「紙遊び」です。サンタクロースに扮した林家正楽師匠がクリスマスに関するものを次々に披露していきます。
「紙切り」のコーナーでは、客からの注文を聞いて切っていくもので、通常の寄席と同じスタイルです。寄席では3作品位ですが、この日はたっぷりと時間を要して6作品を披露してくれました。サンタクロースとトナカイ、播磨屋、助六と揚巻、太神楽の仙三郎(リンゴとバナナと出刃包丁)、漫才のナイツ、そして最後は客席にいた子供が差し出したぬいぐるみ人形の紙切りでした。
何を注文してくるか分からない状況で即座に完成していく技は紙切り演芸の巧みの醍醐味です。紙切りを完成させて客席に披露すると、観客からは、凄い!素晴らしい!と万雷の拍手が沸き起こります。
今回、林家正楽師匠の直弟子となる3人(林家楽一、林家富楽、林家楽三郎)が出演して、得意とする作品の紙切りを披露していました。
「シルエット」では、後方の白い幕に次々映し出されるスライド映写です。テーマは「日本の秋と冬」でした。読書、月見、運動会、神輿、紅葉、餅つき、年越しそば、除夜の鐘、初日の出、初詣、宝船、雪合戦などです。よくもまあ沢山の紙切りを作成するものであると敬服してしまいます。今年も林家正楽師匠の「紙切り演芸」をたっぷりと堪能しました。
(2021年12月25日)
相合傘
享年76歳。
林家正楽師匠は2000年に三代目林家正楽を襲名。真打披露興行の時には寄席では落語、講談以外では40日間トリを務めて話題となっていました。観客からのリクエストで即座に紙に切り抜いていく芸風で親しまれて人気がありました。林家正楽師匠が出演をする寄席にはご贔屓の観客も多くおりました。
私は林家小正楽時代から長い間親しく交流をさせていただいておりました。
私が主宰する豊島文化研修会では講師として出演していただき「紙切り芸よもやま話」の演題で話をしてくれました。その中で後ろを向きながら背中のところで紙を切っていく演技にはビックリしたものです。
霞会(東京国際大学同窓会)の新春の集いがホテルグランドパレスで開催されたときには、アトラクションにゲスト出演をしていただき、紙切り演芸を多くの霞会会員の皆さんに披露してくれました。
神田明神前の甘酒・天野屋さんへご案内をした時にも家族の方へ紙切りを披露して作品をプレゼントしてくれました。
私も寄席に行った時には、多くのリクエストをして作品を頂きました。「国定忠治」「ジャイアント馬場」「琴欧州」「お江戸日本橋」「ミッキーマウス」「相合傘」「走る馬」「雪の結晶」「宝船」「少女と線香花火」の林家正楽師匠の紙切り作品が残っています。
昨年の12月に林家正楽一門が池袋演芸場に出演した「正楽のラストクリスマス」公演を観覧したのが最後となってしまいました。この公演は毎年楽しみに観覧していました。サンタクロース姿で登場してクリスマスや正月に関する作品も披露してくれた姿が印象に残っております。
林家正楽師匠の肉体は亡くなっても、その紙切りの作品が残り、また芸風を語り繋がれていくときには精神はまだ生かされていることでしょう。合掌!
林家正楽師匠
神田明神前の「天野屋」にて
少女と線香花火
ミッキーマウス
走る馬
宝船
食品サンプルの陳列(かっぱ橋道具街)
かっぱ橋道具街は、厨房用品一切に係わる専門店総数が170店以上も並んでいます。
台東区の浅草通りと交わる菊谷橋交差点付近から言問通りで約800メートルに渡り南北に伸びるかっぱ橋道具街通り沿いに各店が軒を構えています。
「調理、厨房備品に関するものなら何でも揃う」と言われて話題のあるところです。顧客の多くが飲食店主などの料理人であります。こんな物まで揃えている、あんな物もある。といろいろのお店の店内を見て歩くとどんどん楽しみが引き込まれていきます。
日本特有の食品サンプルがガイド冊子などで紹介され、海外からの観光客に話題となり人気を呼んでいます。このため、専ら観光客向けの土産物屋として営業を行っている店もあります。本物と見間違えるほど精巧にできている食品サンプルを見て、ビックリしたり楽しんでいる外国人も多く見られました。
洋食レストラン「たいめいけんのオムライス」
日本橋の洋食レストラン「たいめいけん」は昭和6年に創業されました。現在3代目の茂出木浩司氏が経営しております。
ランチは午前11時開店。1階は女性客が多く、2階はサラリーマンや男性のグループが多いようです。店内はとてもレトロでモダンな落ち着いた雰囲気でゆったりと寛げるスペース空間です。
たいめいけんの名物である「オムライス」をオーダーしました。シックな皿に盛られて上手に玉子で包まれたオムライスに特製のケチャップをかけると黄色のうえに赤く映えて食欲が増してきます。料理を創った人の様子が伺われるようです。とても美味しくいただきました。
お店を出る時には入店を待つ人の列が長く並んでいました。
一言地蔵尊
護国寺の長い階段を登り正門をくぐると右側に六地蔵が並んでおります。その六地蔵の前の小道を更に進むと太子堂があり、その横に小さな祠に入った「一言地蔵」が設置されています。ここのお地蔵さんは、多くのことは聴かないが「一言だけの願いは聴いてくれる」とのことで、お賽銭を投入してろうそくに火を灯してから願い事をするようです。
水掛地蔵ともなっていて、お地蔵さんに水を掛けるための水と柄杓は用意してありますが、その横に「お地蔵さまは寒がりです。足元だけに水を掛けてください」と注意書きがしてあります。昔から信仰されている「一言地蔵」のお参りに来る人が後を絶たないようです。
今年初めてとなるTAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の例会時に、土屋理義会長より参加者へプレゼントをされました。土屋理義会長は切手収集家の権威者でありますが、古銭も収集していることでこの度TAMC会員へ提供されたものです。
寛永通寶と言えば、神田明神下に住居を構えて捕物帖として脚光を浴びた小説の主人公である銭形平次が使用していたことで有名であります。
この度「寛永通寶」を手にして、江戸時代の面影を感じることが出来ました。
土屋理義会長より「寛永通寶」をプレゼント
神田明神境内の銭形平次の碑
躰道の指導者たちの演武披露であり、全国から26名が参加していました。
中野哲爾6段「変体の法形」が最優秀賞、金子智一6段「運体の法形」で優秀賞を獲得しました。二人は拓殖大学躰道部の出身であり、現在は中野哲爾教士は船橋己錬館道場、千葉大学監督として、金子智一教士は多摩東村山道場、拓殖大学監督として指導をしております。二人とも躰道の正統な理念と実技を指導しており実績を残しております。
創作演武の部に出場した萩原利克6段は「勢命の法形」を披露して、最後に躰道の指導者は90歳になってもこの大会に出場してほしいと熱いメッセージを送っておりました。
範士特別演武の部では、奥山安雪8段は「仁制の法形」を披露しました。いつもながら素晴らしい演武でした。
田中勇悦8段は「創作指導法」を説明して、大学の躰道部員たちによる団体運足の操法を披露して発表をしておりました。
祝嶺正献最高師範の写真と道着及び躰道の紋章も飾られており、審査員には宮城県で活動をしている志摩制基師範もおりました。
祝嶺正献最高師範と道着と躰道紋章
志摩制基範士は審査を担当
田中通悦8段範士による「創作指導法」
前回研修をした「リングとロープ」の復習をしました。
リングにロープがかかる。次はそのロープがリングから離れる。次はまたロープがリングにかかり、ロープをリングに絡ませると今後はリングがロープから離れる。
リングがロープに絡まったり、離れたりすることが次々に起こる現象がとても不思議な様相を見せます。
参加者は前回研修しているので覚えも早くうまく習得していきました。
最後には、一人ずつ発表をする機会があり、不確実なところを確認しながら習得していました。
リングとロープは、ついたり離れたりすることで、演技を見ている人たちにも楽しさと面白さが披露できますので、とても良い演目です。
「リングとロープ」を研修する参加者たち
日比谷OKUROJI(オクロジ)
有楽町駅から新橋駅の歴史ある煉瓦アーチ高架橋下の「日比谷OKUROJI(オクロジ)」に行ってみました。
日比谷・銀座の中心から少し離れた “奥” にあることに加え、高架下の秘めたムードを “路地” という言葉で表現して「オクロジ」と命名。
商業施設には雑貨店や飲食店が36店舗出店しています。
鉄道の高架下なので建設当時の煉瓦がむき出しになっているところもあります。新商業施設と新旧のコラボレーションが面白いです。
場所柄、大人の雰囲気のある通路でこだわりのお店があります。小豆島のそーめんを基にユニークなメニューを編み出したソーメン屋、絶対に破れない靴下屋、新潟県のアンテナショップ等。洒落た商業施設が楽しみです。
映画のロケ―ションは、豊島区の雑司が谷近辺が多く出てきました。鬼子母神、雑司が谷ケヤキ並木、大鳥神社、都電と高層マンション、豊島区役所、雑司が谷公園など日頃散歩をしているところなので親近感を感じて観ていました。
小野武彦が初の主演を務めた作品。共演者は宮崎美子、貫地谷かおり、浅香航大、鷲尾真知子ら。
ストーリーは、自宅を改装してシェアハウスをスタートする春山夫妻。年齢も職業も国籍もバラバラで個性的な住人たちは共同生活を営んでいる。管理人を務める妻は不慮の事故に遭い入院する。夫が妻の代わりに管理人を務めることとなる。自分の価値観でのみ物事を判断し、誰とも打ち解けようとしない。さまざまな境遇の人たちとの交流から、少しずつ相手を思いやることを学んでいく。
物語の中には小説家の名前や脚本家の存在が組み込まれていて不思議さを表出している。とても面白い作品でありました。
この映画は、豊島区も後援をしており、劇中に出てくる絵画は、前高野之夫豊島区長が描いたものでありました。
「シェアの法則」主演の小野武彦
「シェアの法則」のスチール写真
鬼子母神参道ケヤキ並木
鬼子母神境内
今場所の話題は3場所ぶりに復帰した横綱・照ノ富士の取り組みであります。
初日は新小結・宇良を押し出しで破り189日ぶりの白星となり順調な滑り出しでしたが、二日目は平幕筆頭・若元春に敗れて金星を与えてしまいました。
照ノ富士は膝の怪我など取り組みに心配はありますが精神力もあり土俵に上がっております。成績が良くなく休場するようなことがあれば引退も考えられます。現在の大相撲では横綱は一人しかいないので、奮闘を期待します。
新入幕で注目されている大の里は石川県出身でこの度の能登半島地震で実家も大きな被害に遭った。まだ髷もゆえない状態ですが、二所ノ関部屋(元横綱・稀勢の里)の有望な力士です。
横綱を目指す霧島、大関を目標に琴の若などの取り組みも楽しみです。
元白鵬・宮城野親方の刻印
令和6年大相撲初場所番付表