黒田清輝の「湖畔」(黒田記念館)
上野の東京藝術大学の前を通り、京成電車の旧博物館動物園駅の交叉点のところには昭和初期の重厚な建物があります。入場無料の黒田記念館です。
黒田記念館は、洋画家黒田清輝(1866ー1924年)の遺言により、その遺産によって建てられ、昭和3年(1928年)に竣工、同5年に帝国美術院附属美術研究所として開所しました。黒田美術館では、黒田清輝の油彩画約130点、デッサン約170点、写生帖などを所蔵し、特別室と黒田記念室で展示されています。
館内には黒田清輝の生涯に関する資料と映像がスライドとして上映されている部屋もあります。黒田清輝の代表作である「湖畔」は箱根の芦ノ湖で寛ぐ照子夫人を描いていることを知りました。
館内は静寂の中、たっぷりと芸術作品を楽しむことが出来ました。上野公園は文化と芸術が堪能できる良い場所です。
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