つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

大隈重信候 雉子橋邸跡

2024年05月30日 | 名所
 大隈重信候 雉子橋邸跡

 九段下から竹橋方面に向うと左側に九段合同庁舎が3棟建っています。
 23階建ての一番大きな第3合同庁舎には千代田区役所が入っています。
 9階には図書館、10階には食堂があり、11階から上は国の行政機関が入っています。
 その建物は、早稲田大学の創立者である大隈重信候の雉子橋邸の跡地となっており、そこに記念の碑が建立されています。

 大隈重信候(1838年~1922年)は、明治新政府に出仕し、大蔵卿等を歴任し、日本国の「円」の創設に尽力しました。また内閣総理大臣を二度にわたり務め、近代国家の基礎作りに貢献しました。
 大隈重信候は、1876(明治9)年10月から1884(明治17)年3月まで、この雉子橋邸宅に住み、1882(明治15)年10月創立の早稲田大学の前身、東京専門学校の開校事務もこの邸宅で行っていました。

 早稲田大学は創立125周年の記念行事の一環として関係者が記念碑を設置しました。記念碑の上部には大隈講堂の塔を模しています。時計の針は1時25分を指しております。
 日本の歴史に大きく貢献した大隈重信候。教育を通して日本国のために尽力した人たちを育成してきました。
 大隈重信候は、人を残して、名を残した偉大な人物です。


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする