将来はマルサの女？

子供さんの就職が決まったとの話。

「おめでとうございます。」

「就職先は東京なんです。それも国税局！」

「えっ？じゃあ将来はマルサの女ですね。」

「本人もその気でいますよ。」

と、ご両親とも満面の笑顔。

昨年聞いたときは、大学には行かずに専門学校に通っていると聞いていたのですが、国税局に入ることになるとは、本人も相当がんばったんですね。
Kちゃん、おめでとう

彼女は、高校2年の4月からパソコンを習い始めた近所のKちゃん。
3年生になったら、大学進学のために忙しくなるからと、1年の約束で始めたのでした。
翌年1月に3級を受け合格、急遽2級まで取ることになり、3ヶ月で2級の勉強をし、3月には無事合格したのです。

相当詰め込んで教えたのもありましたが、学生ということもありやはり覚えがいいですね。
大人でも、半年以上はかかる2級の勉強を3ヶ月でこなしたのでした。

普通科で、他の資格を持たなかったので、パソコンの資格が本当に役に立ったそうです。
そして、専門学校でもパソコンは必修でしたが、彼女はできるので苦手な簿記の勉強に集中することができて、時間的余裕も持てたとのことでした。

パソコンのことは、学校の先生よりもKちゃんに聞いたほうがわかりやすいと、友達が聞きにくるほどだそうです。
そんな話を聞くと、とてもうれしくなりますね。
卒業していった子供たちの成長を聞くのがとても楽しみです。

新しい出発点にたったKちゃん、がんばれ

そういえば、その頃の私は病気が発覚し、始めの病院での手術の予定が、3月になるかもしれないということ、自分の中でのいろいろな葛藤や、Kちゃんが資格を取るまでは入院はできないという気持ちと、入院までには何とか取らせたいう気持ちと、複雑な心境の毎日だったのを思い出しました。

時間がたつのは、早いですね。