危うい４バック

ガンバｖｓ大分戦
シャムスカ監督が大分に就任してから、ガンバにとって相性が悪い。

思い出すのは、去年１０月にホーム万博で行われた試合。宮本が怪我をして、結局この試合を２-０で落とす…
ちなみに、この時の２ゴールを決めたのは、今年ガンバに移籍してきた、マグノ・アウベス。
去年のガンバは、この試合以降、なかなか勝てなくなり、最終節まで優勝争いは、もつれ込み、５チームにチャンスがある激戦の中、ドラマチックな優勝を果たす。

今年３月に、ホーム万博で大分と試合をしているんですが、この時も負けてしまい、苦手なチームとして認識していく中で、今日は大分に乗り込んでのアウェイ…


昨日のガンバは今まで使い慣れていた３バックでなく、４バックでスタート。
右から、加地・シジクレイ・宮本・山口…
怪我から復帰した山口は、本職のストッパーではなく、左ＳＢの位置に入る。

試合が始まり、２分にゴール左から二川のシュートを、大分ＧＫ西川が弾いたが、そのこぼれ球に播戸が飛び込んで、ガンバ先制！！
しかし、その後は次第に大分ペースになっていく。
だが前半も終りかけた４３分、二川からのパスを播戸が、見事なターンで魅せると飛び出してきたＧＫの上をフワっとしたシュートで追加点。
今季１３ゴール目で、遂に日本人得点王に踊りでる。
後半大分は、支配率とシュート数で上回り決定機を作る物の決定力不足でゴールを奪えない。ガンバも鋭いカウンターで、決定機を作るも、ことごとく外してしまう。
結局０点のまま、前半の播戸の２ゴールで“天敵”と言われた大分に勝ち、首位を守った。


４バックになって、本職の左ＳＢがいない為に、山口がプレーするものの、攻められた時、彼のサイドに出来たギャップを、使われる事がありました。
それと前半最初の方でガンバは４バックに慣れてなかったせいか、決定機を作られてしまい、あわやという瞬間もあったけど、幸いレフェリーが、大分側のハンドを取ってくれたおかげで、失点にならずに済みました。
普段使い慣れてない為、４バックには、もう少し時間が要りそうやね。

この試合で、何度か決定機があり、外してしまってた。
既に２点リードしていて、大分に攻められながらも、カウンターでチャンスがあったけど、シュートを外してしまったんですが、ここでどちらかが試合を決定づける３点目を決めていれば、完全に相手の息の根を止めれたんですが…
そこが課題として、残りましたね。


この試合４バックで挑んだ訳ですが、大分にギャップを突かれ、あわやと言うシーンもありましたが、結果として完封する事ができました。
４バックは、これからですね。
もっと熟成させないと、アカンでしょう…
それと左ＳＢですかね。誰が１番機能させる事ができるのか、楽しみに見ていきたいです。

確かに４バックは見てて、少しギコチなさというか、何て言うたら良いか分からんけど、何か感じました。
でも、その状態でも勝てる事に、今のガンバの強さを改めて知った感じです。