横浜 スリーアイ blog

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FPと保険ショップ

2012年10月23日 | 保険見直し

来店型保険ショップが花盛りです。
売りは「複数の保険会社を取り扱っているから、中立公正に
お客様にあった保険が選べます」

これに対して、中立公正の元祖ファイナンシャルプランナー
が異議を述べています。

複数の保険会社を取り扱っているから中立公正だとは言えない。
複数の保険会社を取り扱っているから、代理店手数料の一番
高い保険を提案されている可能性が大きい。

これは、一見本当のようですが、真実とは言えません。
理由は・・・
簡単に比較できる時代です。代理店手数料が高いからといって、
もっといい商品を提案しないと、そんなことはお客様にすぐに
バレてしまいます。
そもそも、ちゃんとしたセールスは、いちいち手数料を比べてい
るほど暇ではありません。

保険料の中に代理店手数料が含まれていて、それが高すぎるという
理論を述べる評論家がいますが、その人は、経済を理解していないか、
人の懐ばかり気にするスケベ根性としか思えません。
その人は、コンビニでおにぎりを買ったら、コンビニの店員のアルバイト
代が入っているからおかしいというのでしょうか?

アルバイトと言えば、
中立公正な独立系FPを目指す、と言ってアルバイトをしながら
顧客相談に応じているという笑い話のようなFPがいました。

保険ショップの問題点は何でしょうか?
保険ショップは、保険を販売することで成り立ちます。
企業としてやっていくためには、多くの保険を売ることが必要です。
結果として、本当は必要ではない保険を契約してしまうリスクがあります。
「ご一緒にポテトもいかがですか?」とか
「コーヒーのおかわり自由ですよ」とか・・・
無料なのはスマイルだけです。

では、FPに相談すれば安心なのでしょうか?
9割のFPは保険は知っていても保険商品は知りません。
車は4つタイヤがあって人が運転して走るものですが、
トヨタやニッサン、メルセデスやVW・・・
それぞれに「価格だけでない」違いがあります。

個人的には、FPと保険ショップが、診療医と調剤薬局のような
かたちになればいいと思っています。

私? 先進医療もできる町医者でいたいと思います。
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