日本最大の大家さんである、UR(都市機構)が、比較的古い建物で
賃料が周辺よりも低いままに据え置かれている貸室について、500円~1,000円の
値上げを行うそうです。
URの物件は、間取りや設備については新規分譲マンションの、賃料については
民間アパート、マンションの指標になるだけに、
不景気、リーマンショックで「家賃が上がる」ということに免疫のない賃貸入居者
も多いはず。
(3年ごとに改定のようですが、2008年はリーマンショックで改定されなかった模様)
まして、関西地域でいくつか出された更新料判決の影響は、関西ほど極端でない関東
にも及び、更新料のかわりに家賃値上げという方向に向かっていくのは必至でしょう。
不景気なのに金利が上がる「悪い金利上昇」のように、
景気はよくないのに家賃が上がる「辛い家賃値上げ」ということになりそうです。
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