横浜 スリーアイ blog

横浜・みなとみらい線と根岸線の賃貸不動産・まちづくり・マネー情報。

カミングアウト&お願い

2010年02月15日 | お知らせ
昨日、妻の友人経由で、突然の病気のため海外で心臓移植をうけなくては

ならない寺町沙也さんという少女の話を知りました

元気に過ごしていたひとりの少女は、ある日突然劇症型ウイルス性心筋症という病気に

なってしまったそうです

沙也さんの長く約束されていた命。ある日突然何の予告もなく期限が来る

理不尽はあってはなりません



脳死判定問題、日本の医療の問題、いろいろと議論になることは多いのですが

やはり今目の前にある命、時間の限られた命を守ることが何よりも大切だと思うのです


このブログや私の会社のホームページ

毎日数百人の人がご覧いただいています

少しずつでも、ご協力いただき沙也さんの明日につながりますよう

心よりお願いいたします

さやちゃんを救う会公式HP



実は、私自身も、

生後1ヶ月の検診で判明したのですが、先天性の心臓疾患をもって生まれてきました

今でこそそれほど大きな病気ではありませんが、当時はなかなかむずかしく

そのままだと30歳ぐらいまでしか生きられないということでした



激しい運動さえしなければ普通の子どもと同じ生活はできたのですが、

小学校1年のときに大きな病院で手術を受けることになりました

その時代の手術方法では6人分の輸血が必要ということでした

ところが家族のなかで私と同じ血液型は母だけ。

当時、母はひどい貧血でとても献血ができるような状態ではありませんでした

母は毎日血液センターに通ったそうです

それこそ毎日・・

それでも献血はなかなか集まりませんでした

手術は半月、1ヶ月と延びました

毎日通い続ける母の姿を見て、ある人たちがが献血を申し出てくれました

そして、手術は無事成功しました

私の30歳以降は母とその人たちに「あとからもらった命」だと思っています


その後、できればその人たちに恩返しをしたいと思っていたのですが、

輸血経験のある人は献血ができません

実は、定期健康診断でも人一倍気を使って検査はしているのですが、リスクはゼロではないそうです


母と献血をしてくれた人たちに恩返しはできませんでしたが、

少しでも誰かのお役にたてればと思います

さやちゃんを救う会公式HP




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エスカレーター逆行

2010年02月15日 | ぴっくあっぷ

冬季五輪はじまりましたね

それにしても、オリンピック競技というのは酷なものです

4年間そのためにトレーニングして、競技によっては10秒で決まってしまいます

昨日の上村愛子に至っては、4年+4年+4年で12年の積み重ねを

30秒足らずに出し切らなくてはいけない



一般人の経験するものは、例えば試験

1年勉強して、苦手科目があっても得意科目で挽回できるかもしれない

失敗したら次は4年後じゃなくて来年



ただ、上村選手の滑りは素晴らしかった

メダルはなくとも強く記憶に残ります

たぶんその輝きを、残酷な神様がもう少し見たかったんじゃないでしょうか・・



人生はエスカレーターの逆のぼりのようだけど、

オリンピック選手のそれは、超高速です

明日からも、敬意をもって応援です
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