JALは結局法的処理へ
経営を圧迫した原因のひとつは、年金債務
レガシーコストといわれます
当社のお客様で、連帯保証人が元JALのお父様という方が何人かいました
通常、リタイヤしていると連帯保証人として難しかったりしますが、
年金収入だけで普通のサラリーマンの現役よりもかなり多く、まったく問題ありません
そもそも年金や退職金は、給与の後払いもしくは、本人拠出による積立による
もので、会社が倒産した場合でも第一に保護されるべきもの
削減に応じたOBの多くは、おそらく本人負担分を割り込む場合もあるのではないでしょうか
憲法違反といえなくもないものに応じたことは、前原大臣も言うように
敬意を表すべきものです
さて、狭義ではレガシーコスト=年金債務 ですが、
広義では、「過去のしがらみからくる負債」です
JALのコストはまさしく不採算路線
不必要な空港を採算をごまかしてつくり、しがらみでJALを就航させた人々
そうした人々こそレガシーコストを負担すべきでしょう
私は、静岡育ちですが、
6つの駅に新幹線が停まり、東名高速が横断する県に、
空港の必要性はまったく感じません
年金問題と採算性のごまかし
JALの構図はそのまま日本国にもあてはまります