横浜 スリーアイ blog

横浜・みなとみらい線と根岸線の賃貸不動産・まちづくり・マネー情報。

住宅ローン問題

2010年01月07日 | 不動産業界事情

亀井新法で、大手銀行が住宅ローン見直し相談員増員とか

ボーナス減で住宅ローンが払えず、競売が増えているとか

連日のニュース

不景気はもちろんですが、日本の住宅ローン供給システムに問題があります

住宅ローンは、住宅を売る不動産会社経由で申し込まれることが多くあります

すなわち、不動産会社の営業マンが住宅ローンの相談を受けるわけです

はっきりと申し上げます!

物件を決めてから、不動産会社の営業マンに住宅ローンの相談をするのだけはやめましょう

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先日の報道ステーション、自宅が競売になった人のインタビュー
「不動産会社にローンを組んでくれる人がいて、その人にお任せで・・
買えちゃったんです!」
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買えちゃいますとも・・

優秀な不動産会社の営業マンであれば、売った時点で現在のシナリオが

ある程度見えていたかも

でも、不動産会社は不動産を売るのが仕事です

「将来返済が苦しくなるかもしれませんから、買わないでください」

なんていう営業マンは、まずいないでしょう

良心的な営業マンであれば、「しっかり完済しますように」と祈っているかもしれませんが、

商才に長けた営業マンの場合、「そろそろかな・・」と

「任意売却って知ってますか?」とかDMを出しているかもしれません・・(恐)



不動産会社経由で住宅ローンが申し込まれる構造は問題です


不動産価格は上がらない、収入は伸びない時代

マイホーム探しで一番大切なことは、住宅ローンの考え方です

一般住宅で1千万円値切る人は、(業者以外では)まずいないのですが、

住宅ローンの組み方返し方で総額1千万円差がつくことは大いにあるのです


これから買う方、もう買った方、住宅ローンについてよーく考えましょう

参考・・・

不動産会社も銀行も、年収と返済額から返済率を見ます(=借りられる額)

これからは、生涯賃金と総額で見たほうがいいと思います(=返せる額)

そうすると、先の報道ステーションの人は、概算購入時点で総額2千万円過大だったようです

物件を決める前であれば、「2500万円ぐらいの物件をさがしましょう」となっていました

コメント
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