冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

Jazz現代の名盤 その13

2011-03-27 18:05:58 | 息抜き
週末息抜きシリーズです。

HABANERA。Simple Acoustic Trioという、東ヨーロッパのピアノトリオ作品です。

ジャケットが綺麗なのも手伝って、結構日本でも人気があったと思います。
Disc Union などでかなりお勧めされていました。
内容的にはジャケットのイメージに近く、とても耽美的です。
私は割りとバップ系というか、アメリカのジャズを聞いていた時期が長かったのですが、この1枚から一時期急速にヨーロッパのピアノトリオに傾斜しました。
この手の落ち着きと美しさが趣味の人は絶対に満足するアルバムだと思います。
一方、即興性やパワー、毒を求めるならまったく合わない。かなり脱力感ある演奏とも言えますので。

私としては、個人的には一番お勧めしたいアルバムのひとつです。
音楽にパワーを求めている人でもこれを聞いたら、これはこれでよい音楽だなと思われことでしょう。
美的な音楽をCD棚に揃えておきたい方には必須アイテムです。