ICANまにらブログ~第二巻~

日本のNGOアイキャンまにら事務所の日記。

はじめまして。あつし@まにら。

2008年06月30日 | スタッフとオフィス
あつし@まにら。

ICANのパートナーの皆様、このブログをご覧の方々、はじめまして。この6月よりマニラ事務所でボランティアとして働いているあつしです。先日ゆきよ@まにらさんから紹介していただいたように、現在のマニラ事務所では唯一の日本男児です。

唐突ですが、僕は今の大学の前にも他大学に通っており、そこで英語を専攻しつつ(全く勉強していませんでしたが)、環境問題と国際協力にアプローチするサークルに所属したり、学生向けのスタディツアーをコーディネートする団体に所属していました。後者の団体の活動の中でベトナムとカンボジアに訪問し、「国際協力でメシを食っていこう!」と決意を新たにしました。

その後大学を移り、今度は開発協力を専攻し、都市社会学・開発社会学を扱うゼミに入りました。そのゼミの先生の勧めもあり、現在フィリピン国立大学ディリマン校に留学しています。

こちらでの専攻はコミュニティ開発ですが、授業で主に使われる言語はフィリピン語。。まだフィリピノ語を使いこなせない僕は「??」という状況です。。。しかも日本の大学では理論一辺倒だったのに比べて、こちらでは学生たちの体験に基づいた実践についてのディスカッションが頻繁に行われるため、最後までついていけるか不安です。

また、専攻分野とは別に環境問題にも関心を持っています。特に、ICANの事業地であるパヤタスと深い関連のある廃棄物処理に注目しています。それでここフィリピンでは(実際に執筆するのは来年度ですが)卒業論文のための資料収集も並行して行うつもりです。その過程で得られた知識をICANに還元できれば良いのですが・・・

「開発途上」といわれている国の環境問題に関心が及んだのは、近年の地球温暖化問題に触発されたという面もありますが、小学校時代からボーイスカウト活動の中でゴミ拾いをしたり、中学校時代には資源回収活動を行い、高校時代には近所の山中でキャンプして自然に親しんだことが影響しているのかもしれません。マニラの景色を見ていると、どうしても路上に散乱したゴミだとか、垂れ流しの下水だとか、そこらじゅうに落ちている犬のフンだとかが視界に入ってしまいます。そこに住んでいる人が気にしていなければ良いじゃないかという考えもあるかもしれませんけど、でもそれだとあまりにも地球に対して敬意がなさ過ぎるという考えは日本人的でしょうか・・・

ICANの活動面ではDOTSなど、パヤタスでの活動に主に関わることになりそうです。
以前読んだ佐藤寛さんの「開発援助の社会学」でDOTSについて多少なりとも知識を仕入れていたつもりでしたが、まだまだ勉強不足のようなので、活動を通して学んでいく予定です。

あ、それとやはり男性が少ないので力仕事は率先して取り組むようにしたいですね(笑)。

これからよろしくお願いいたします。



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