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ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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過保護と放任

2010年03月10日 15時11分32秒 | 植物のこと

3月10日(水)曇り時々小雨風強

ばばの身近な「過保護」と「放任」について。

ばばの玄関先にはいくつかの鉢植えやプランター植えの植物がある。

ぐうたらばばも、一生懸命、水をかけ、草を抜き、肥料を与え世話をする。

でもねぇ~~、いくら手をかけてもばばの期待に応えてくれない植物もある。

その代表格がギンモクセイ。

過去、何回かブログにも書いたが11月に2本買って育てようとしたが見事失敗。

それならばと ・・・と1月には3本前を買い、園芸センターに育て方を相談したりして

(今度こそは・・・・)と意気込んでいた。

3本ともしっかり葉を増やし、喜んでいたのもつかの間。

ある日を境に葉が全部落ちてしまった。

温度が低すぎるのか?

風が強すぎるのか?

はたまた水不足か?水分過剰か?

考えに考え、風の強い日はビニル袋や段ボールで風を避け

夜は室内に取り込み、

お日様が顔を出す日には外へ出し日光に当て

水は鉢底から溢れるほどかけて、その後は土の状態を見ながらかけていた。

(我が子を育てていた時代、こんなに細かく気を遣ってあげただろうか?)

と思うほど気を配っていた。

・・・・・・・・・にもかかわらず、2月の初め頃には葉が全部落ち・・・・

ばばは絶望のドン底に・・・

毎朝起きれば、まず仏壇の水替えの次にギンモクセイを覗き、ご機嫌を伺い

夜寝る前にも覗いていた。

そんな日が続いて、ばばの願いが通じたかのように小さな小さな芽がいくつか出てきた。

米粒の10分の一くらいの小さな小さな芽。

愛おしく(絶対枯らしてなるものか)と日々気にかけているのだが

1週間経っても、2週間経っても、その芽は全然大きくならない。

気温も20度以上で寒い日もなかったのに・・・・・

どうして????

ばばも、ほとほと疲れてきた。

(もう、いい加減放任してみようか)と鉢を外に出したまま4日ほど放置したままだ。

この放任が「吉」と出るか、「凶」と出るか・・・・

もう、運を天に任せようと思っている。

 


過保護で育てているギンモクセイと反対に

もう名前すら忘れてしまった植物がある。

スズランの仲間だったかも知れない。。。。。。

もう、かれこれ5,6年にはなるなぁ~育てはじめて。

たしか、生協から球根で買ったと思うが、その記憶すら定かでない。

鉢植えにして、水をかけ、たまに肥料を与え、雑草を抜き・・・後は、ほったらかし。

いつの間にか、その存在すら忘れてしまうこともある。

地上部分は何も見えない期間さえある。

・・・・・・・・ところがである。

この花は、何といじらしいんだろう?

毎年、お正月過ぎる頃からヒョッコリ細長い葉っぱを出し

2月中旬頃には地上ほんの4,5センチくらいに可憐な白い花をつける。

花も「どうだ!私を見て!」と自己主張はしない。

ひっそりと俯き加減に咲く。

派手さは全然無い。

しかし、ひっそり咲くその姿は清純ですがすがしい。

地上4,5センチに咲いていた花が、

いつの間にか茎が伸び地上10センチくらいまで背を伸ばしている。

それでも、花は決して誇らしげに上を向くことはなく下向きに慎ましやかに咲いている。


いくら手をかけても、成長してくれない花。

手をかけなくても、夏の暑さにも冬の寒さにも耐えて力強く生き抜き

自ら花開く花。


ばばは、玄関先の二つの花木を見ながら

人間の子育てと、植物を育てることってけっこう共通項があるなあと思っている。


過保護なギンモクセイ・・・・しっかり若芽を付けられるか?

試練が続きそうだ。。。。。


ゆ・ず・る・・・

2010年02月12日 13時36分13秒 | 植物のこと
2月12日(金)曇り時々雨

ばばの好きな詩の一つ「ゆずりは」

河合酔茗作
詩「ゆずりは」
 
こどもたちよ、
これはゆずりはの木です。
このゆずりはは
新しい葉ができると
入れ代わって古い葉が落ちてしまうのです。
こんな厚い葉
こんな大きい葉でも
新しい葉ができると無造作に落ちる、
新しい葉に命を譲って― 。
 
こどもたちよ、
おまえたちは何もほしがらないでも
すべてのものがおまえたちに譲られるのです。
太陽のまわるかぎり
譲られるものは絶えません。
輝ける大都会も
そっくりおまえたちが譲り受けるものです、
読みきれないほどの書物も。
 
みんなおまえたちの手に受け取るのです、
幸福なこどもたちよ、          
おまえたちの手はまだ小さいけれど― 。
 
世のおとうさんおかあさんたちは
何一つ持っていかない。
みんなおまえたちに譲っていくために、
いのちあるものよいもの美しいものを
一生懸命に造っています。
 
今おまえたちは気がつかないけれど
ひとりでにいのちは伸びる。
鳥のように歌い花のように笑っている間に
気がついてきます。
 
そしたらこどもたちよ、
もう一度ゆずりはの木の下に立って
ゆずりはを見る時がくるでしょう。



ばば達の散歩コースにも、あちこちにゆずりはの木がある。

大きな木、若木・・・・

島ではお正月に「ユジル」と言って

この葉を松や竹などと一緒に門松として飾る。

ばばが散歩途中、この木の実物を見たのは昨年だった。

まだ、高さが1メートルくらいしかない若木だった。

(大きく育てよ、来年の正月飾りには、この枝を2本もらうぞ)と思っていて、

年末に切りに行った。

そして、ばばが目にした物。。。。

無惨にも根っこから切られ、枝だけ持ち帰ったのか

幹の部分は道路脇に打ち捨てられていた。

その幹からほんの数センチ残った小さく貧弱な枝を2本貰って来たばばだった。

ばばが不思議に思うのは、どうして、必要な分だけ切らないのかな?ということ。

今、自分が良ければ、将来のことは考えなくても良いの?



過日、ばばは「ギンモクセイ」がなかなか根付かないことをブログに書いた。

今まで何本も植えては枯らしている。

今度こそは・・・と、苗木を出荷している園芸センターの

相談室に電話で教えを請うて3本の苗を育てている。

教えて下さった方は「ギンモクセイは寒さにも強いですよ」と言った。

それでも、風が強い日2,3日外に出しておいた苗木は

次々と葉を落とし、細い幹だけになって枯れていってしまった。

いずれも枯れたのは、風の強い日が続いた後だった。

ばばがそのことを話した後、

「つい先日買った苗木も葉っぱが全部落ちてしまったんですけど

もう枯れたのでしょうか?」と聞くとお店の方は

「葉っぱが一枚もないと言うことは枯れたんでしょうね。

もし枯れるにしても、若芽が出来てから、世代交代をするように

初めからあった葉は落ちてしまうんですよ」と・・・・

細い幹だけになった20センチくらいの苗木の残骸を

引き抜いて捨てるに捨てられないばばなんだけど・・・・

引き抜こうと思い「枯れているかな?」と細い幹を折ってみると

枯れ木のようにポキッとは折れないで、渋み?があるの。

だから、どうしても生きているような気がして、

3,4月まで様子を見ようと思っているのだ。


園芸店の方が話した「若芽がでてから、初めからあった葉っぱは落ちる」

という言葉が印象に残ったばば。


木にも「親心」っていうのがあるんだなあと改めて思うばばだ。


今、我が家の3本のギンモクセイは3日前から室内に置いてある。

4,5日前、風の強い日があったので「今度こそ、これまでと同じ轍を踏むまい」と

慌てて室内へ取り入れたのだ。

それまではビニル袋で覆いをしたり、段ボールで風防したりしていたのだが

やはり心配で・・・・過保護かな?

そのおかげで??今のところ3本とも枯れてはいない。

そして、園芸店の方が言った通り、初めからあった葉っぱは日に日に散って

その後に若芽が芽吹いている。

頑張れ!ギンモクセイたち!

ばばも出来るだけ守ってあげるからね~。


親葉の意志を引き継いで、逞しく成長するんだよ~~~。

(あまり室内に置きっぱなしにするのもどうかと、今朝鉢を庭に出した。

今日の天気は曇り時々雨。寒いかな?と、ビニル袋で周りを覆ってあるけれど・・

ここまでするんだったら、やはり室内に入れた方が良いのかな?)

すくすく育ってねぇ~~

2010年02月07日 11時51分06秒 | 植物のこと

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2月7日(日)小雨風強し

先日購入して、大切に大切に育てているギンモクセイ。

なんとか根付いているようで、新芽も出てきてニッコニコのばばだが

数日来の強風・・・

数カ所に穴を開けたレジ袋で覆いをしたり、段ボールを被せたり

過保護かな?と思えるほど大事に管理している。

又、沈丁花も昨日やっと鉢を購入してきて移植した。

今日はあまりに風が強いので、ついに室内に取り入れた。

こんなに過保護にして良いのかな????

わが子達にもこれほど手をかけて育てたっけ????

数日後、天気が回復して外に出した時、落葉しなければ良いんだけど。。。。

これまで、ほぼ根付いたかな?と思う時期に必ず強風が吹き

葉っぱが次々落ちてしぜんに枯れていってしまったギンモクセイ達。

今度こそ、元気に育って香しい花を咲かせてね~~~。


女性なら、ほとんどの方が経験済み?キッチンでグリーンを育てる。。。。

ばばは、これまでサツマイモ・大根・等試したことがあるが

最近、野菜を頂くことが多く根菜の頭の部分を毎日のように切り落とし捨てていた。

・・・・が、4,5日前、ふと閃いた。

これを育ててみようと。

鉢受けの小皿や少し欠けてしまった小皿に入れた。

ところが「やる」と決めたら一つも捨てたくない。

あれもこれも入れるには、直径5,6センチの小皿ではあまりに小さすぎる。

そこで、又閃いた。

巻きずしが一本入りそうな大きさのプラスチックの容器があったので

それを使おうと・・・・

大根の頭一個だけ小皿に入れ、水菜・赤蕪・白蕪・水菜・人参はプラスチック容器に。

(良かった、良かった。これで良いんだ)と悦に入っていて

夕べは、じじにも見せた。

じじは、決まり文句「ばば、やるとは聞いたが、(お主)やりますなぁ~~」と。

じじにそう言われたら、ばばは笑いのツボに嵌ってしまって

笑いがこみ上げてきて止まらなくなった。

夜中の11じであるにもかかわらず

「ア~~ッハッハッハ、ア~ハッハッハ」と笑い転げたばばだった。

すくすく育ってねぇ~~~、野菜たち~。


感謝すべきか?憎むべきか?それが問題だ~~~

2010年02月05日 14時14分12秒 | 植物のこと

2月5日(金)曇り時々小雨

お正月に飾る花木は松・千両・万両など縁起の良いものがたくさんある。

去年11月末、花屋さんでビッシリ実を付けた万両を見つけたので

「この実はお正月まで持ちますか?」と聞いてみた。

「大丈夫ですよ」というので、一鉢買ってきて玄関に置いた。

花屋のTお姉さんが言われたとおり、万両はお正月を過ぎても赤い実をビッシリ付けたまま

ばばを喜ばせてくれている。

この万両を買おうと思ったのは、行きつけのお店の店先に

万両の鉢植えがあり、だいぶ長い間赤い実を付け続け

おまけに、木の根元には落ちた実から10本くらい芽が出ているのだ。

「もう少し大きくなったら苗を植え替えて、上げるからね」

と店主のS姉さんはおっしゃって下さっていたが

たまたま花屋さんで見つけたので買ったのだ。

まだ30センチぐらいの樹高なのに、実は百個以上かるく付いている。(点いていた・・かな?)

 

ばばもS姉さんのように、落ちた種が芽吹くのを楽しみにしていた。

だから、実が落ちると、木の根元に軽く埋めていた。

夏か秋頃には小さな芽が出て・・と夢見てね。

昨日までに10個前後は実を土に埋めただろうか?


ところがところが・・・・・昨日の昼下がりばばはとんでもない場面を目にした。

大きなヒヨドリの雄が万両の鉢の縁に留まり、実をつまんでは食べているのだ。

1個、2個、・・・・・・

ばばは珍しい場面なので「じじ~~早くカメラ持ってきて!!

万両食べてるヒヨドリ撮って~~~」と叫んだ。

じじは、おっとり立ち上がり、おっとりカメラを取ってきて

あわててヒヨドリに近づいた。

そんなに近づいたら逃げるでしょう!!!

その上、網戸をそぅっと開けた。

カメラを向けたその途端!やつは飛んだ!

そして、ベランダの手すりに留まったのだ。

じじは、「又戻ってくるよ」と、のんびりしたもんだ。

じじの予想に反して、やつはばばの大事な万両の実を6個くらい飲み込んで

何処へともなく飛び去ってしまった。

あぁ~~~~あ。

ヒヨドリよ!犯人はお前だったのか!

最近、ばばが木の根元に埋めた万両の実が全然見えないのを

不思議には思っていたんだ~。

土の表面に軽く顔を出すくらい浅く埋めていたからね~~。

その上、実をつついたり、落としたりしていたのも、お前だったのか~~~。

ク~~~~~悔しい!!!!!

それにしても、よくもまあ、いちどきに大事な実を6個も7個も

ばばの目の前で食べてくれたなぁ~~~~。

怒り心頭!!!

左手前の枝には実がほとんど無いよ~~~。


だけど・・・・・ヒヨドリが排泄した万両の種がどこかに落ちて成長し

又可愛い赤い実を付けてくれるのも良いねぇ~~。

 

でも、無制限に食べられても困るし、

「黙ってこの実を食べてはいけません」って、立て札立てようかな~~


ヒヨドリに感謝すべきか、憎むべきか・・・・・・それが問題だぁ~~~。


柊と椿・茎と思いきや葉???

2010年02月03日 14時44分30秒 | 植物のこと
2月3日(水)曇り時々小雨

今日は節分、そしてばばの大好きな姉の誕生日。

節分・・・と言えば豆まき。

でも、退職してから豆まきをしたことがない・・・

最近は、帰りが遅い・家族がそろわない・・・など諸々の事情で

豆まきをしない家庭も多いんだって。

豆まきをしない代わりに「節分飾り」をする所もあるんだってね。

今朝、テレビで初めて知った。

小型お盆に花器を置き、柊と鰯の頭を飾り

さらに、鬼の面を置いて、大豆を数粒あしらえて完成。

・・・・そう言えば、鬼を家に入れないために

柊や鰯の頭を軒先?玄関に飾ればいいとは聞いたことがあったなぁ・・・

柊の葉のトゲトゲや鰯の頭の生臭さを鬼は嫌うんだとか。。。


節分は読んで字のごとく「季節を分ける」。

暦の上では、今日までが冬で明日からは立春で春。

先述の節分飾りも「立春」には鬼の面の代わりに「お多福」の面に代え

花飾りは柊に代えて椿を生けるんですって。

説明によると「柊」という漢字は「木偏に冬」

「椿」は「木偏に春」。

なるほどね~~~。

ちょっとしたことに、きちんと意味があるんだね~。

又一つ勉強したばばだ。


そう言えば、数日前の日曜日、ばばは大好きなテレビを観ていた。

その番組は「趣味の園芸」。

ばばの父は園芸が好きだったが、ばばも、そんな父の血を少しは引いているらしい。

在職中も花や野菜を育てるのが大好きだった。

退職してからは専ら鉢植えで数種類の花木を育てている。

テレビ番組でも、園芸関係の番組は大好き!

そこで日曜朝の「趣味の園芸」は欠かさず見るようにしている。

先日の内容は野菜についてクイズ形式で復習していたが

そこでも、ばばは又新しいことを一つ学んだよ。

タマネギを想像してね~~~。

さて、普通食べているタマネギの丸い部分は「葉」「茎」「根」のどれでしょう?・・・

ばばは、自信を持って「茎!」と即答。

でも、ブッブ~~~、残念!

答えは「葉」なんだって。

え~~っ、じゃ、タマネギの葉はあの緑色の部分から球体の部分までって言うわけ?

じゃ、「茎」は?と言うと、タマネギを二つ割りにした時の

下方の削って捨てる、あの部分なんだって。

「まさか、茎が野菜の中に入っているなんて~~~」・・・・

ばばにとっては青天の霹靂!

あまりの知らないことが多くて、ますます身を縮めてしまうばばだ。

花見も近いぞ~

2010年01月18日 13時59分59秒 | 植物のこと

1月18日(月)晴れ時々曇り

先日テレビで沖縄の桜のことが報道されていた。

沖縄が満開なら、島もそろそろ・・・ととっておきの桜スポット探索に。

去年は2月6日頃行ったら、もう盛りは過ぎた花しか見えなかったので

今年はまず下見してこようと。

自宅から車で数分移動し、目的地へ。

駐車場に車を止めてゆっくりと桜の咲き具合を見て回ろう・・・と思っていたが・・・

車を止めた途端に、うおぅ~~駐車場の桜の木ももう開花している花もあり数個蕾も。。。

左へ目を転じると、一本の木がピンクに見えた。

こうなったら、じぃっとしてはいられない。

小走りでピンクになった木のもとへ走った。

すると、ほぼ6分咲きになっているではないか!


他の木は、まだ蕾がチラホラなのに、何故、この木だけ???

でも、嬉しかった。

一応写真を写し、遊歩道へ。

ぐるっと一周出来るらしいが、ばばは初めてなので

ただ、一番広々した道を進む。

左右を見ると、ヘゴや、どういう訳かランタナ、やダチュラなども見える。

どんどん進むと池?沼?に出た。

そこには白鷺と、鴨らしき鳥がゆっくり羽を休めていた。

又進むと、いつもは正面玄関を通っている建物の裏手に出た。

そこには、想像を絶するような(ばばだけかな?)巨大なゴクラクチョウカが。。。


しばらく辺りを散策して、引き返すことにした。

来る時は気付かなかったが、蘭の仲間かな?と思える植物が群生していたり

万両が赤い実を付けていたり・・・・


じじがテレビの大相撲さえ観なければ

もっともっとゆっくりマイナスイオンをいっぱい吸えたのに

5時になったので、じじが「もう帰ろう」と言う。

渋々車の所へ戻った。

 

今日見た様子では今月下旬くらいには桜もほぼ咲きそろうことだろう。


今度こそ、おむすびでも作ってピクニックがてら

あの場所でゆっくり数時間を過ごしたいと思いながら

家へ向かって車を走らせたばばだった。


やっと・・・

2009年11月13日 14時03分00秒 | 植物のこと

11月13日(金)曇り時々小雨

13日の金曜日・・・・・・・・・・

意識しなければ何ともないのに、

前もって分かっていたり気にすれば、何となく行動をセーブしてしまうばば。

今日は13日の金曜日だと2,3日前に気付いた。

だから、遠出などはしないと決めた。

朝は10時から「ちょい減る教室」へ行ってきた。

先生の真似をしながら体を動かし続けること約1時間。

いい汗かいて、笑って楽しく半日終わった。


あいにく空はどんより曇り、今にも降り出しそう・・・・

家に帰ると玄関前のブーゲンビリアがあまりにきれいだったので

写真を撮った。

このブーゲンビリア、花びらが白く、その白の中にうっすらピンクが入っていて

清楚で美しい姿に一目惚れ、買って来た物だ。

数週間花を楽しんだが、いつの間にか花びらは散り

葉っぱだけになってしまった。

でも、ブーゲンビリアは次々花を咲かせるので

次の花を楽しみにしていたのだが

なかなか二度目の花は咲かず・・・・・・・・・

ずいぶん長く経ってから蕾ができ、楽しみに開花を待っていた。

ところが、どうしたことか蕾がふくらむにつれ

???違和感を感じ始めたばば。

白い花が咲くはずなのに、やけに朱っぽい。

先に買ってあった紅いブーゲンビリアよりも朱を主張しはじめた。

いざ開花すると、もとの花とは似ても似つかぬ真っ赤な花が咲き出した。

不思議な思いにとらわれながら諦めかけていた時

他の枝にも蕾か、若葉かが付き始め日々観察していた。

1週間ぐらい経った朝見てみると、ばばが待ち望んだ白い花が開いていた。

そして日増しに花数も増え今では白い花が紅い花より多くなった。

この後、白い花はピンクに変わっていくのだろうか?

一本の木なのに、朱・白・白にピンク混じり・・・・と

三つの花が楽しめるかも・・・・

毎朝、起きてすぐ玄関先を覗くのが楽しみになってきたばばだ。


白→濃いピンクへ?

2009年10月19日 12時34分12秒 | 植物のこと

10月19日(月)晴れ

ばばの家は庭がない。

草花を育てるのは好きだけど、地植えが出来ない。

鉢やプランターに数種類の草花を植えてあるけれど

コンクリートの床、直射日光、西日・・・・

植物にとって厳しい環境、そろい踏み。

植物や野菜を育てようとしては何回も失敗を繰り返した末に

現在は3種類のブーゲンビリアとゲンペイカズラくらいしか置いてない。

3月頃、濃いバラ色のブーゲンビリアはポット植えの苗木がから育てたが

次々と花が咲き、とてもきれいだったので、次に薄いピンクの苗木も買ってきて育てている。

その次に、花屋さんの店先で見かけたピンクと白の花がこんもり咲いている種類を見つけて買ってきた。

数週間、花を楽しむことが出来た。

花が終わり、次の花が咲くのを楽しみにしていたら

1週間ほど前に蕾が付いた。

清純な白い花が咲くかと楽しみに待っているのに

少しずつ色が現れるにつれ、「んん????」と思うようになった。

何と、濃いワイン色?に見えるのだ。

どうして~~~????

ブーゲンビリアって、花と思っているところが「ガク」だとか聞いたような気もするが。

咲く度に花色が変わるってことがあるのかなあ?

アジサイは地質によって花がピンクになったり青になったりする。

ブーゲンビリアも、そうなのかな?

そう言えば・・・・・・・・数週間前に肥料として鶏糞を入れたが

そのせいかな?

いずれにしても、開花する日をドキドキしながらまっているばばだ。


じじは足を囓られていた・・・他

2009年08月29日 21時50分13秒 | 植物のこと

8月29日(土)晴れ

毎日通う魚屋さんに珍しいハイビスカスがある。

どこが珍しいかというと・・・・以前も書いたと思うが

一本の木に白とピンクの混じった花が咲き分ける。

ほとんどの枝に真っ白な花が咲くのに、道路側の一本の枝だけが咲き分けるから不思議だ。

接ぎ木とかは一切してないそうだから、ますます不思議だ。


ピンクと言っても、花一輪全部がピンクになってるわけではない。

ある時は花びら1枚・ある時はピンクの筋がスッと入るだけ・

又ある時は花一輪ほとんどがピンクと言うように

色々な咲き方をする。

だから、毎日魚を買う前にハイビスカスの木を見る。

咲き分けているときは「ラッキー」と思いカメラを向ける。

 

過日、散歩コースの豪邸に入っていった。

このお宅はちょっと親戚にもなるが、管理人さんも知り合いなので

時々庭園内に入っていってはお話をしたり、写真を写させてもらったりする。


先日は、アセロラの実がなっていたり、名も知らぬ花が咲いていたりして

興味津々であちこち見ていると珍しい木の実が落ちているのに気づいた。

今まで見た事のない木の実だ。

 

びっくりしているばばを見て、管理人さんは

「今年はたくさん実が付いて、バラバラ落ちてきたんだよ。」と言う。

名前を聞いたが、管理人さんは

「美味しくない桃のような名前だったが忘れてしまった」・・・って。

付け加えるように「美味しくはないけれど。砂糖を少しかけると食べられるよ」と言いながら

実が3個付いた枝を手折ってばばにくれた。

じじにも見せたが「枝になっている実ならいいんだけど・・・」と

興味なさそうなのでそのまま冷蔵庫に入れた。

いつ食べようかなあ~~。


あっ、そうそう、昨日のブログの「ばばの右足首を踏んづけた」犯人わかったよ~~~。

でも、書かない事にしようっと・・・・。

じじったら、「ばばが言った事半信半疑だったけど、まんざら嘘でもなかったかな?

と、思えるようになった」だって。

じじは、ばばの周囲で起こる不思議事件のほとんどを

「ばばの創作」と思っているようで腹が立つ。

ひとかけらも嘘なんかついてないのに・・・・


夕べは、何とか一件落着というわけで、又眠りながら色々話しているとじじが

「ぼくは、ばばと結婚する前、こんなことがあったよ・・・」と話し出した。

以前にも聞いた事ある話だけど、黙って聞いていた。

ばばと結婚する前から加計呂麻で仕事をしていた、じじ

ある晩、しこたま飲んで下宿の床の間の前で寝ていたが、ところが飲み過ぎていたじじは

夜中に気分悪くなって吐いてしまった。

飲み過ぎていた上に気分も悪いので、吐瀉物の始末も完全にせず又寝入ってしまった。

・・・・早朝4時頃、足の痛みで再び目覚めた。

そして自分の足を見ると・・・・・・・・・・!!!!

何と、何者かの歯型までしっかりついている。

「ハブにやられたっ!!!」とパニックになったじじは一瞬で酔いも覚め

歯型のついた足をハンカチでぎゅ~~~と縛った。

さて、この話の顛末は~~~~~??????


今聞くと笑い話だが、何とじじの足に付いた吐瀉物をネズミが囓り

ついでにじじの足まで囓って歯型もしっかり刻んであったというのが真相だったんだって。

何回聞いてもじじの慌てぶりなど想像すると笑わずにはおられないばばだ。


ソテツは万能!

2009年07月31日 22時06分22秒 | 植物のこと

7月31日(金)晴れ

「ソテツの実」と書いて「ソテツのナリ」とも読む。

島の方言では「シュティチィンニャイ」と言う。


ソテツの実は終戦後、食糧の乏しかった時代には

お米に混ぜて粥を炊いたりもしていたし、味噌の原料にもなっていた。

今でも「ナリ味噌」と言ってソテツの実を使った味噌も作られているが

高価である。

ソテツは又茎からも澱粉が採れるそうで、これも食糧にされていたそうだ。

数日前、ばばの友人から電話がかかってきてお宅へお邪魔した。

その時、庭先に綺麗なソテツの実が干されていた。

珍しい光景なのでじじが写真に撮った。


これはソテツの実を鉈などで半分に割り、皮を取り除き

中身だけにしてアクを抜き、干してあるものだ。

この後製粉してお粥に混ぜたりする。

味噌にする時は製粉はしないと思うが、どうだったろう???


知人がばばにも、ソテツの実の粉をくれたので

雑穀米と一緒に入れてご飯を炊いてみた。

別段、味の違いは感じなかったが(体に良いんだ)と思って食べると

甘みも感じられるようで美味しかった。


ソテツの実は食糧に使われるだけではないよ。

今でも島の運動会などでは一定距離離れた場所に置いたバケツに

ソテツの実を投げ入れて、入った数の多さで勝敗を決める競技がある。

また少し前までは、低学年の「すず割り」競技でも

ソテツの実を投げてすずを割っていた。

しかし、実が友達や観客、すずを持っている人に当たれば

危険という事もあってか、最近はお手玉を使うようになってきている。

ソテツの実では笛も出来るよ。

外側の赤い部分を剥いで、内側の白い殻に穴を開けて息を吹き込んでならす。

上の笛の土台の外側の赤い部分を少し残して鳥の顔や人形も出来る。


 

葉っぱは枯らせば燃料になったし、実の周りにある綿状の物は

それを芯にして糸を巻いて鞠なども作っていた。

青い葉っぱは二本組み合わせて馬車を作ったり、

一本では鳥の巣?や花瓶も作れる。

細い一本、一本の葉は低学年の数え方の勉強にも使っていた。


こう考えると、ソテツは万能選手のような気がする。

実際、栄養面でもとても優れているそうだ。


今は昔のようにソテツを活用する人は少ないと思うが、

ばばの友人はこのソテツに目を向け、味噌造りや

製粉したものを色々活用できないか今、研究中である。

研究結果を楽しみに待っていよう・・・・・