9月14日(火)晴
へぇ~~~、ナメクジって
こんな真っ昼間、それも地表温度40度以上もあろうかという場所に
いても平気なんだ~。
ばばが、草木の剪定をした時、鉢やプランターから零れた土が
玄関先のコンクリートに溜まったままになっていたのが気になり
箒で掃こうと思った。
外へ出ようとした途端!黒い大きなナメクジが、直射日光の下、
暑い暑いコンクリートの上をプランターの方へ這って行くではないか!
これまで曇った日や、雨の日、夕方、夜に活動するナメクジは見たが
こんなに暑い日中に、高温になったコンクリートの上を這うのは、初めて見た。
いくら珍しくても、見つけた以上見逃すわけにはいかない。
真っ昼間だし、過日のようにサッカーボールを蹴る如く蹴り捨てる訳にもいかない。
ナメクジの上に巨大塩山を作るのはコンクリートを傷めるので止めるようにと
じじからきつく言い渡されている。
・・となると?手段は?瞬殺スプレーを使おう・・・
即決したばばは、早速スプレーを取りだしナメクジの背中に思いっきり吹きかけた。
奴の全身が真っ白くなるまでね。
(やれ、やれ良かったわ~。奴がプランターの下に潜り込む前に見つけて・・)
と思いながら室内に入ろうとしたら、何と!ナメクジってしぶといね。
スプレーでできた白い膜を上手くすり抜け、ノソノソプランターの方へ動いて行くではないか!
そうはさせじ!とばかりに、ばばはさっきの倍くらいもスプレーを吹きかけたよ。
黄門様の「助さん、格さん、もういいでしょう」の名台詞に倣って
「ばばさん、もう良いでしょう~」と自分で言いながらスプレーを片づけた。
その後、時々奴の様子を覗いたが移動する様子もないので一安心。
スプレー噴射から6時間後くらいに改めて覗きに行くと
丸く、ビー玉くらいに縮こまって干上がっていた。
夜だとじじを呼んで、割り箸などで挟み、下水に捨てに行ってもらうのだが
今日はちゃんと一人で退治できたぞ~~。
バンザ~~イ。
そうそう、数日前から、また「悪徳カニカニ商法」が話題になっていて
被害額は高齢者を中心に2000万円くらいだとか。
犯人は逮捕だれたが、被害者の子どもか、孫くらいの年齢の若者だったね。
自分の親や、祖父母世代を騙し平気で金を巻き上げるなんて悲しいね。
我が家にも、2年前くらいかな?夕食前の一番忙しい時間帯に電話が来て
ばばが出ると「カニカニカニ・・・奥さん、カニは好きですか」とまくし立てられた。
「ハイ」と答えると、いかにお得か、徳之島からも何十人もリピーターがいるの
流暢に喋り続けること。
ばばが「うちはそんなにカニを食べられません」と言うと
「冷凍しておけば何時でも食べられますよ」と来た。
「今、夕食の準備中で忙しいので・・・」と一方的に電話を切ったが
どうして、ばばの電話番号が分かったのだろう?
じじは「当てずっぽうに番号をプッシュしているのよ」と言うけれど
気味が悪いね。。。。。
生命保険の勧誘とか、色々な商品の電話セールスが良くあるけれど
空いては語りのプロ。
かかってきた電話を切るのはなかなか勇気がいるね。
でも、思い切って切らなくちゃね。
世の中に、そうそううまい話はないって・・・・・
と、ばばは何時も自分に言い聞かせるようにしているよ。