9月27日(火)曇り
「ワァ、ヤァ、シキィアタンダァ」って何語?そして意味は?
これは、徳之島の方言。訳すと・・・・
「私は貴方が好きだったよ」。
誰が、誰に言った言葉かって?
それはね・・・・
ばばの知人が話してくれたんだよ。
そもそも話の発端は「昔は今の時代のようないじめなんか無かったよね」
・・ということから始まった。
ばばも「男子対女子っていう対立はあって下校の時、
男子に待ち伏せされて、いつも女子は逃げ回っていた」と話すと・・・
知人が「私はね、小さい頃から髪の毛が薄くて
雨に濡れたりすると地肌が見えるくらいだったの。
すると、意地悪A君が、いつも後ろからスッと近づいてきて
ネズミって、耳元で言うの。だから、雨が降ると
体育の時間であっても、すぐに教室に逃げ込んでいたのよ」と。
これは、小学校の頃の話だが、時は過ぎて、高校生になったある日
同級生が集まることがあったんだって。
その時,A君も参加していたので、知人は
「小学校の時、貴方、チッキ(強調語?)嫌いだった」と言った。
すると、A君は「ワァ、ヤァ、シキィアタンダァ」・・・
つまり、「僕は君が好きだったよ」って答えたって。
アハハハハ~~~。
続けて知人は言った。
「T君も大嫌いだった」と。
その理由というのが、これ又笑えるんだけど・・・
「なぜ?」と聞いたばばに知人は言った。
「昔はね、前項朝会の時や、体育の時間など男女別に分かれて並んでいたの。
それが、身長順じゃなくて、姓の五十音順に並んでいたのよ。
それで、T君と私は、ちょうど真横に来るくらいに並んでいたの。
そうしたら、T君ったら、いつも私の腕に噛みつくの。」って。
アハハハハ~。
又してもばばは大笑い。
何故T君が知人に噛みついたかって?
それは、T君に聞かなければ分からないね。
このT君の話には後日談があって、
それは知人が大人になってからの話で、つい4,5年くらい前の話かな?
寒い季節、知人が親戚の叔母さんの家でこたつに入って談笑していた。
T君の家は、この叔母さんの家の近所で、酔っ払って家に帰る時、
この叔母さんの家の電気が点いていると必ず上がり込んできて
しばらく遊んで帰っていたらしい。
たまたま知人がいた時も、叔母さんが「ほらっ、Tが来るよ」と言って
ほどなくして、本当にT君が来たんだって。
咄嗟に知人はコタツの中に潜り込んで、息を殺していた。
T君はしばらく「酔っ払いの油売り」をして帰って行ったらしいんだけど、
翌日、知人の叔母さんの家に来て
「夕べ、コタツが膨らんでいたけど、誰か居たの?」ってわざわざ聞いたんだって。
知人の叔母さんは「いや、荷物があっただけで、
誰も居なかったよ」って答えたらしいんだけど、
小学生の時噛みつかれたT君が、大人になっても怖くて嫌いだった
と言う知人の話に二人して大爆笑したけど、
A君も、T君も、きっと知人のことが好きだったんじゃないかな~。
「好き」という裏返しの行動を
「ちょっかい」という形で表現したんじゃないかなぁ・・・・
ばば達が小学生の頃なんて、ことごとく男女敵対していて・・・
でも、家に帰ると近所の男子や親戚の男子とは
普通に話したり「缶蹴り」して遊んだりもするんだけど、
学校の門を入った途端、右と左に別れていたのよね。。。。。
そんな時代だったんだよなぁ・・・・・
何語?そして意味は?
これは、徳之島の方言。訳すと・・・・
「私は貴方が好きだったよ」。
誰が、誰に言った言葉かって?
それはね・・・・
ばばの知人が話してくれたんだよ。
そもそも話の発端は「昔は今の時代のようないじめなんか無かったよね」
・・ということから始まった。
ばばも「男子対女子っていう対立はあって下校の時、
男子に待ち伏せされて、いつも女子は逃げ回っていた」と話すと・・・
知人が「私はね、小さい頃から髪の毛が薄くて
雨に濡れたりすると地肌が見えるくらいだったの。
すると、意地悪A君が、いつも後ろからスッと近づいてきて
ネズミって、耳元で言うの。だから、雨が降ると
体育の時間であっても、すぐに教室に逃げ込んでいたのよ」と。
これは、小学校の頃の話だが、時は過ぎて、高校生になったある日
同級生が集まることがあったんだって。
その時,A君も参加していたので、知人は
「小学校の時、貴方、チッキ(強調語?)嫌いだった」と言った。
すると、A君は「ワァ、ヤァ、シキィアタンダァ」・・・
つまり、「僕は君が好きだったよ」って答えたって。
アハハハハ~~~。
続けて知人は言った。
「T君も大嫌いだった」と。
その理由というのが、これ又笑えるんだけど・・・
「なぜ?」と聞いたばばに知人は言った。
「昔はね、前項朝会の時や、体育の時間など男女別に分かれて並んでいたの。
それが、身長順じゃなくて、姓の五十音順に並んでいたのよ。
それで、T君と私は、ちょうど真横に来るくらいに並んでいたの。
そうしたら、T君ったら、いつも私の腕に噛みつくの。」って。
アハハハハ~。
又してもばばは大笑い。
何故T君が知人に噛みついたかって?
それは、T君に聞かなければ分からないね。
このT君の話には後日談があって、
それは知人が大人になってからの話で、つい4,5年くらい前の話かな?
寒い季節、知人が親戚の叔母さんの家でこたつに入って談笑していた。
T君の家は、この叔母さんの家の近所で、酔っ払って家に帰る時、
この叔母さんの家の電気が点いていると必ず上がり込んできて
しばらく遊んで帰っていたらしい。
たまたま知人がいた時も、叔母さんが「ほらっ、Tが来るよ」と言って
ほどなくして、本当にT君が来たんだって。
咄嗟に知人はコタツの中に潜り込んで、息を殺していた。
T君はしばらく「酔っ払いの油売り」をして帰って行ったらしいんだけど、
翌日、知人の叔母さんの家に来て
「夕べ、コタツが膨らんでいたけど、誰か居たの?」ってわざわざ聞いたんだって。
知人の叔母さんは「いや、荷物があっただけで、
誰も居なかったよ」って答えたらしいんだけど、
小学生の時噛みつかれたT君が、大人になっても怖くて嫌いだった
と言う知人の話に二人して大爆笑したけど、
A君も、T君も、きっと知人のことが好きだったんじゃないかな~。
「好き」という裏返しの行動を
「ちょっかい」という形で表現したんじゃないかなぁ・・・・
ばば達が小学生の頃なんて、ことごとく男女敵対していて・・・
でも、家に帰ると近所の男子や親戚の男子とは
普通に話したり「缶蹴り」して遊んだりもするんだけど、
学校の門を入った途端、右と左に別れていたのよね。。。。。
そんな時代だったんだよなぁ・・・・・