「売り手市場」が影響、派遣元企業への満足度が低下 2008年3月31日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080330-OYT1T00264.htm
派遣社員が派遣元に感じている不満が高まっている――。そんな結果が、派遣業界の専門誌「月刊人材ビジネス」を発行するオピニオン社(東京)の調査で明らかになった。
新卒採用や派遣社員の正社員化が増え、人材派遣会社は優秀な人の確保が難しくなっている。「売り手市場」になるにつれ、労働条件などに対する派遣社員の評価は厳しくなっているようだ。
調査は、事務系の派遣社員を対象にインターネットで02年8月から実施しており、今回(今年2月)が10回目。満足度の指標となる「今後もこの派遣会社を通して仕事をしたい」かどうかの評価(1~5の5段階)は、前回の昨年8月調査より0・07ポイント低い3・37ポイントとなった。ピークの04年5月調査(3・90ポイント)から、なだらかに下降している。「この派遣会社を友人に勧めたい」も、昨年8月比で0・01ポイント低い3・15ポイントにとどまった。
調査結果は、4月1日発売の「月刊人材ビジネス」(4月号)に掲載される。
派遣社員といっても、この場合、一般派遣労働者のことを言っているのだとは思いますが、派遣労働者の少なくない割合の方が『専門的な技能を持って働いている』と自負しているのに対して、受け入れ先は『イザと言うときにクビを切りやすいお手軽な労働力』と捉えている企業もまだまだ少なくありませんし、派遣先からあらゆるハラスメント行為を受けても、派遣元は力関係から中々動いてくれない…。
おそらくは派遣元企業への満足度が下がっているのも、このあたりが原因なんでしょうね…。
最近は大手派遣会社の中には福利厚生制度を整備したり、格安の費用で資格取得をバックアップさせる企業も出てきていますし、昔のように電話一本で派遣事業が出来た時代はとうに終わりを告げ、時給以外に差別化することができない派遣会社は淘汰されていくのかもしれません。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080330-OYT1T00264.htm
派遣社員が派遣元に感じている不満が高まっている――。そんな結果が、派遣業界の専門誌「月刊人材ビジネス」を発行するオピニオン社(東京)の調査で明らかになった。
新卒採用や派遣社員の正社員化が増え、人材派遣会社は優秀な人の確保が難しくなっている。「売り手市場」になるにつれ、労働条件などに対する派遣社員の評価は厳しくなっているようだ。
調査は、事務系の派遣社員を対象にインターネットで02年8月から実施しており、今回(今年2月)が10回目。満足度の指標となる「今後もこの派遣会社を通して仕事をしたい」かどうかの評価(1~5の5段階)は、前回の昨年8月調査より0・07ポイント低い3・37ポイントとなった。ピークの04年5月調査(3・90ポイント)から、なだらかに下降している。「この派遣会社を友人に勧めたい」も、昨年8月比で0・01ポイント低い3・15ポイントにとどまった。
調査結果は、4月1日発売の「月刊人材ビジネス」(4月号)に掲載される。
派遣社員といっても、この場合、一般派遣労働者のことを言っているのだとは思いますが、派遣労働者の少なくない割合の方が『専門的な技能を持って働いている』と自負しているのに対して、受け入れ先は『イザと言うときにクビを切りやすいお手軽な労働力』と捉えている企業もまだまだ少なくありませんし、派遣先からあらゆるハラスメント行為を受けても、派遣元は力関係から中々動いてくれない…。
おそらくは派遣元企業への満足度が下がっているのも、このあたりが原因なんでしょうね…。
最近は大手派遣会社の中には福利厚生制度を整備したり、格安の費用で資格取得をバックアップさせる企業も出てきていますし、昔のように電話一本で派遣事業が出来た時代はとうに終わりを告げ、時給以外に差別化することができない派遣会社は淘汰されていくのかもしれません。