ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

東京海上、あおぞら銀と人的つながり解消・派遣の社外取締役退任

2008-04-15 19:26:00 | Weblog
東京海上、あおぞら銀と人的つながり解消・派遣の社外取締役退任 2008年4月15日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080415AT2C1401D14042008.html
 あおぞら銀行は14日、社外取締役の雨宮寛氏が同日付で退任したと発表した。同氏は東京海上日動火災保険の常務取締役。東京海上は保有しているあおぞら銀株の売却方針をすでに固めており、今回の取締役退任で、人的なつながりも打ち切る。
 東京海上は破綻した旧日本債券信用銀行(現あおぞら銀)の受け皿会社の一つ。買収当初は有力幹部を代表取締役専務として送り込むなど保険と銀行を融合した新たなビジネスモデルの確立を模索していた。しかし実際には満足のいく成果があがらず、その後、派遣する幹部の肩書を社外取締役にとどめていた。


 東京海上側は全株を売却するつもり(応募株式総数が割り当て株数と比べて多すぎたため、一部割り当てになった)だったようなので、送り込んだ人材を引き揚げると言われても、別に驚きませんが、常駐しているわけでもない社外取締役まで引き揚げるというのは尋常じゃありませんね。サーベラス側と経営方針を巡る対立でもあったのでしょうか???
 普通はここまで急激に撤退処理を行うことは珍しいだけに、どうしても何かあったのかな…と勘ぐりたくなってしまいます。


コメントを投稿