話もしないのに携帯かけっ放し 最近の中高生は本当にこうなのか 2008年4月14日J-CAST
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/comp/n_mobile__20080413_5/story/20080413jcast2008218873/
携帯電話の無料通話を使って、話もしないのにかけっ放しにしている中高生がいる。そんなブログの情報が、話題になっている。
「これはすごい…」。2008年4月7日にアップされたはてなダイアリー「19790401173.4」の日記が、500人ほどのネットユーザーがブックマークする人気だ。
「しゃべらないで、ゴソゴソとか音だけを流してる」
女性とみられるブロガーは、この日記で、女子中学校・高校で情報処理を教える教師から、生徒たちの特徴的な携帯電話の使い方を聞いたと明かした。この教師とは、08年4月6日の研究会で久々に会ったという。携帯の使い方の書き込み13項目のうち、特に注目を集めたのが、次の項目だ。
「家に着いた途端彼や友達と通話しっぱなしにする。しゃべらないで、ゴソゴソとか音だけを流してるぽい」
ソフトバンクの「ホワイト学割」では、同社携帯同士なら国内で午前1時~午後9時までの通話は無料になっている。そのサービスを利用しながら、「通話」でない用途にも使っているというのだ。
それは、通話状態の携帯をどこかに放置し、身の回りの音情報を流す用途…。こんなことに使う中高生が本当にいるのか。はてなダイアリーやブックマークのコメントには、驚く声のほか、「別にフツーじゃねえのw」との声があった。が、通話以外の具体例を明かした書き込みはなかった。そこで、ソフトバンク広報室に聞くと、「1~2時間、長電話する方は珍しくありませんが、その具体的な使い方まで把握していません」とのことだった。
とはいえ、その使い方を巡って、日記をトラックバックしたブロガーらの間で議論になった。ブログ「kiki-mimi/bg」は、日記で「携帯が繋がらないと不安になる人、繋がりっぱなしにならないと不安になる人。日本人的な村社会とまではいわないにしろ、コミュニティへの所属願望が強迫観念に近くなってるのかもしれない」と分析した。
「電波の無駄使い」と批判の声も
一方、批判の書き込みもみられた。ブログ「増田小夜」では、「これはねぇー。やっぱり電気エネルギーと電波の無駄使いだと思うのですよ。こんなトラフィックで基地局が埋まってしまって大人の重要な仕事の電話がかけれなかったりしたらすごい損失だし。そういうことを勘案して通話とかパケットには適切な値段をつけるべきだと思います」とした。
ソフトバンクはどう考えるのか。広報室では、「電話のつなぎっ放しが多くて困ることはありません。支障も出ていません。サービスを利用してほしくて提供していますから、どのような用途に使うかはお客さまの自由です」と話す。
ほかの携帯電話会社に聞くと、NTTドコモでは、「ホワイト学割」のようなサービスはなく、無料通話は、家族間に適用される「ファミ割MAX50」だけ。しかし、同社広報部では、「周波数の中で通信できる容量があり、長時間電話が続きますと、ほかの通信に影響を及ぼします。他の方がかけたいのに、かけられないという事態が起きるので、困りますね。ですから、利用状況をみて、一定時間で通信を切る場合もあります」と明かす。会社によって、対応が分かれるようだ。
私が子供の頃は、携帯電話など勿論なく、電電公社(現NTT)1社独占体制で電話料金も高かったせいか、『電話は必要最小限に短時間で終わらすこと』『相手が電話をかけてきたからといって、長電話しないこと』と厳しく躾けられましたし、むしろそれが人としての当然のマナーだとさえ思っていましたが、時代は随分変わったものですね…(唖然
ごくごく個人的には、『すぐ近くに住んでいるんだから直接会いに行けば済むだろう。』『毎日学校で顔を合わせているのだから、何も自宅に帰ってからも長時間しゃべることもないだろう。』とついつい突っ込みを入れたくもなることがしばしばあるのですが、これも定額料金制度が必要以上に普及しすぎた反動でしょうか…。
それにしても、恐ろしいと思ったのが、中高生と思われるような方が、自分の部屋の中の音といったプライバシーに関わる音声を平気で流すような感覚…(絶句
記事では、『携帯が繋がらないと不安になる人、繋がりっぱなしにならないと不安になる人。日本人的な村社会とまではいわないにしろ、コミュニティへの所属願望が強迫観念に近くなってるのかもしれない』と呑気に分析していますが、一歩間違えば、彼らが犯罪に巻き込まれる可能性すらあるでしょうし、電波のムダ遣い以前に、『誰があなたを狙っているかわからない』『自分の身は自分で守るしかない』という防犯意識を若い世代に教えていく必要が急務となっているのではないかとさえ感じました。
出会い系サイトしかり、『自分だけは大丈夫』と過信した人程、とんでもない被害に遭うものでうし、ある程度の自主性は尊重するのも良いとしても、このあたりは大人がきっちり子供達を教育・指導していかなければならないのではないかと思いますね。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/comp/n_mobile__20080413_5/story/20080413jcast2008218873/
携帯電話の無料通話を使って、話もしないのにかけっ放しにしている中高生がいる。そんなブログの情報が、話題になっている。
「これはすごい…」。2008年4月7日にアップされたはてなダイアリー「19790401173.4」の日記が、500人ほどのネットユーザーがブックマークする人気だ。
「しゃべらないで、ゴソゴソとか音だけを流してる」
女性とみられるブロガーは、この日記で、女子中学校・高校で情報処理を教える教師から、生徒たちの特徴的な携帯電話の使い方を聞いたと明かした。この教師とは、08年4月6日の研究会で久々に会ったという。携帯の使い方の書き込み13項目のうち、特に注目を集めたのが、次の項目だ。
「家に着いた途端彼や友達と通話しっぱなしにする。しゃべらないで、ゴソゴソとか音だけを流してるぽい」
ソフトバンクの「ホワイト学割」では、同社携帯同士なら国内で午前1時~午後9時までの通話は無料になっている。そのサービスを利用しながら、「通話」でない用途にも使っているというのだ。
それは、通話状態の携帯をどこかに放置し、身の回りの音情報を流す用途…。こんなことに使う中高生が本当にいるのか。はてなダイアリーやブックマークのコメントには、驚く声のほか、「別にフツーじゃねえのw」との声があった。が、通話以外の具体例を明かした書き込みはなかった。そこで、ソフトバンク広報室に聞くと、「1~2時間、長電話する方は珍しくありませんが、その具体的な使い方まで把握していません」とのことだった。
とはいえ、その使い方を巡って、日記をトラックバックしたブロガーらの間で議論になった。ブログ「kiki-mimi/bg」は、日記で「携帯が繋がらないと不安になる人、繋がりっぱなしにならないと不安になる人。日本人的な村社会とまではいわないにしろ、コミュニティへの所属願望が強迫観念に近くなってるのかもしれない」と分析した。
「電波の無駄使い」と批判の声も
一方、批判の書き込みもみられた。ブログ「増田小夜」では、「これはねぇー。やっぱり電気エネルギーと電波の無駄使いだと思うのですよ。こんなトラフィックで基地局が埋まってしまって大人の重要な仕事の電話がかけれなかったりしたらすごい損失だし。そういうことを勘案して通話とかパケットには適切な値段をつけるべきだと思います」とした。
ソフトバンクはどう考えるのか。広報室では、「電話のつなぎっ放しが多くて困ることはありません。支障も出ていません。サービスを利用してほしくて提供していますから、どのような用途に使うかはお客さまの自由です」と話す。
ほかの携帯電話会社に聞くと、NTTドコモでは、「ホワイト学割」のようなサービスはなく、無料通話は、家族間に適用される「ファミ割MAX50」だけ。しかし、同社広報部では、「周波数の中で通信できる容量があり、長時間電話が続きますと、ほかの通信に影響を及ぼします。他の方がかけたいのに、かけられないという事態が起きるので、困りますね。ですから、利用状況をみて、一定時間で通信を切る場合もあります」と明かす。会社によって、対応が分かれるようだ。
私が子供の頃は、携帯電話など勿論なく、電電公社(現NTT)1社独占体制で電話料金も高かったせいか、『電話は必要最小限に短時間で終わらすこと』『相手が電話をかけてきたからといって、長電話しないこと』と厳しく躾けられましたし、むしろそれが人としての当然のマナーだとさえ思っていましたが、時代は随分変わったものですね…(唖然
ごくごく個人的には、『すぐ近くに住んでいるんだから直接会いに行けば済むだろう。』『毎日学校で顔を合わせているのだから、何も自宅に帰ってからも長時間しゃべることもないだろう。』とついつい突っ込みを入れたくもなることがしばしばあるのですが、これも定額料金制度が必要以上に普及しすぎた反動でしょうか…。
それにしても、恐ろしいと思ったのが、中高生と思われるような方が、自分の部屋の中の音といったプライバシーに関わる音声を平気で流すような感覚…(絶句
記事では、『携帯が繋がらないと不安になる人、繋がりっぱなしにならないと不安になる人。日本人的な村社会とまではいわないにしろ、コミュニティへの所属願望が強迫観念に近くなってるのかもしれない』と呑気に分析していますが、一歩間違えば、彼らが犯罪に巻き込まれる可能性すらあるでしょうし、電波のムダ遣い以前に、『誰があなたを狙っているかわからない』『自分の身は自分で守るしかない』という防犯意識を若い世代に教えていく必要が急務となっているのではないかとさえ感じました。
出会い系サイトしかり、『自分だけは大丈夫』と過信した人程、とんでもない被害に遭うものでうし、ある程度の自主性は尊重するのも良いとしても、このあたりは大人がきっちり子供達を教育・指導していかなければならないのではないかと思いますね。