横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

小野路でも近所でも

2022-06-17 16:51:45 | 日記



1週間ほど前に小野路を歩いた時、道の傍にホオズキがなっていた。







開けた所ではスジグロシロチョウ、栗の木ではアカシジミ等を見たほか、
林の傍の道ではクロヒカゲを多く見かけた。







クロヒカゲは笹の葉が好きなようだ。







最近歩いた近所の林縁の道ではヒカゲチョウが多かった。クロヒカゲとよく似ている。
クロヒカゲより翅の色が少し明るいのと、後翅中央の斑紋傍の曲線から直線へのカーブが鋭くない。







クロヒカゲの翅表。







ヒカゲチョウの翅表。大差がないようだ。







小野路で見た。トンボエダシャク。







近所でもクリの木の周りなどで多数飛んでいる。
忙しく飛び回って葉に止まらないので、なかなか撮れなかった。
夕方になってようやく撮れたトンボエダシャク。

近所のどこかにウメエダシャクは現われないだろうか。







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拒否の姿勢でも

2022-06-16 19:02:46 | 日記



町田の奈良ばい谷戸。
アカシジミなどのゼフィルスを観察したクリの木の近くの草原にスジグロシロチョウがいた。
雌が交尾拒否の姿勢を取っているところだ。







そんな姿勢には関係なく雄がやって来る。







何かもみ合っていて、交尾できたのかどうか。







雄は近くにいる別の雌の所にも求愛していた。







ほんの少したつと、1頭の雌が飛び立って近くの葉に産卵したように見えた。







イヌガラシの葉であろうか。
雌がいなくなってから確かめるとコメツブのような形の小さな卵が産み付けられていた。
これから孵化し幼虫から蛹を経て成虫になるのは1ヶ月ぐらい後のことだろうか。




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幸運に恵まれ

2022-06-14 18:07:16 | 日記



小野路から奈良ばい谷戸へ向かっていると、ミズイロオナガシジミがいた。
ミズイロオナガシジミもアカシジミなどと同じゼフィルスの仲間だ。
この前の新治市民の森では見かけることがなかったので、今年の初見だ。







奈良ばい谷戸に入ってアゲハとかスジグロシロチョウなどを観察した。








谷戸のまわりにはクリの木が何本も有り花盛りのものも多かったので、
ゼフィルスが見られるかもと期待して数本の木が植えられている方向を伺った。
すると遠目にもチョウがいるように思えた。







近づくと花の密を吸うアカシジミがいた。








そして別の木にはウラナミアカシジミの姿もあった。








今回はゼフィルスを期待してはいなかったのに、
ミズイロオナガシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミの3種類も見られて幸運だった。
クリの木が大変多いところなので、よく探せばもっとたくさん見られそうな気もする。



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五反田谷戸から小野路へ

2022-06-13 17:13:00 | 日記



五反田谷戸でカキラン等を観察した後で入口側に戻るのではなく、
奥の山道を小野路側に向かうことにした。初めて通る道だ。







道の両側には草木がいろいろと見られた。これはナルコユリのようだ。







サルトリイバラの葉の上でじっとしていたのはヤブキリの幼虫だ。
幼虫とはいえ雌なので立派な産卵管がある。







オカトラノオは五反田谷戸でも小野路でも奈良ばい谷戸でも見られた。
どこでも、まだ咲き始めたばかりという様子だった。







小野路城址の近く、ヨツバヒヨドリの花序はまだまだ蕾ばかりだった。







大きな葉が深裂しているカエデがあった。








エンコウカエデだ。秋ではないのに新芽が紅い。







小町井戸の近く、落ちた木に白いものがついていた。







シロキクラゲだ。キクラゲと同様に食べられるそうだが、持ち帰りはしなかった。


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ほんの少し早かった

2022-06-12 18:15:31 | 日記



先日の五反田谷戸、奈良ばい谷戸、小山田緑地の観察行で、
五反田谷戸に入ったすぐの田んぼにヤマアカガエルがいた。







そして、すぐ近くにはアマガエルの姿もあって、どちらも陸地に上がろうとしているように見えた。







谷戸をずっと奥に進んで山桜やカキランの花の場所に来ると、アマガエルは葉の上にいた。
掌を内側に置いて、日本の古風なあいさつの所作のように見えた。







五反田谷戸に来たのはカキランが咲く頃と思って観察会仲間を案内したのだが、少し時期が早かった。
咲いていれば人がいっぱい来ているはずだが、この日は我々だけ。それでも蕾が出始めていた。







そして一株だけしっかりと咲いているのがあって、初めて見る同行者たちも大喜びだった。







周りのウツボグサやオカトラノオなどもほんの少し早めだった。

たぶん今週あたりは多くの人で賑わっているに違いない。


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