横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

小山田の虫、さわり

2022-06-10 18:48:18 | 日記



数年前の観察会仲間であった3人の方たちと
五反田谷戸や奈良ばい谷戸を歩いた後、午後は小山田緑地にも立ち寄った。

展望の丘は一面にコメツブツメクサとシロツメクサが広がって綺麗だった。







また、いろんな虫たちにも会うことが出来て面白かった。







一瞬、ヤマトシリアゲかと間違えそうになったのはカノコガだ。
半透明の白い斑紋が特徴で、幼虫は原っぱのシロツメクサなどを食べて育つ。






体長5cmぐらいと大きめのバッタはツチイナゴだった。
背中の頭から尾部まで伸びた白っぽい線が特徴だ。
ほかのバッタと違って成虫で越冬し、春から今ごろまで見られるそうだ。







ゾウムシが葉を食べていて、「ゾウムシはすぐ落ちるのよね」などと聞きながら撮っていると、
あっという間に下の草むらに落ちて見えなくなった。
シロコブゾウムシという種類らしい。








蝶の仲間としてはクロヒカゲが多かったが、こちらは蛾の仲間。
ミスジアツバのようだ。幼虫は枯れ葉を食べるらしいというのが面白い。

いろんな虫に出会ったといっても、ごくごく一部にちがいない。
また見に行きたいものだ。


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麦畑はあるが田んぼは・・

2022-06-09 18:21:11 | 日記



上瀬谷でも何ヶ所か麦畑がある。







ちょうど今ごろ、いい具合に実っている。







この畑の向こうは海軍道路(環状4号線)で、けっこう車の往来があり、桜の季節でなくとも渋滞する。







海軍道路を渡って米軍通信隊跡地の向こうまで行くと田んぼがある。







この谷戸は数年前まで何枚も田んぼがあって、冬水田んぼの試みもされていたところだが、
今は殆ど盛り土により畑に転用されようとしている。
この谷戸に住んでいた動物や草花などが見られなくなりそうなのが残念だ。


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翅の裏が白い

2022-06-08 18:49:11 | 日記



新治市民の森は瀬谷市民の森に比べて蝶の種類が多かった。
草はらや林でなくて小径を歩いていてもテングチョウが地面に止まっている。
歩く先々にテングチョウがいた。鼻が長いので分りやすい。







ルリシジミも多かった。
こういう風に草の葉に止まっているのは少なくて・・・







テングチョウと同じように地面に止まる。小さいけれど翅裏が白いので見つけやすい。







旭谷戸でウラナミアカシジミを観察していると、足元でヒラヒラ飛ぶのがいた。
同じように翅裏が白いが、ルリシジミよりずっと大きい。







ウラギンシジミだ。
翅表の模様で確認しようと思うのに、草の上で止まっても翅を広げないうちに飛び立つ。







ようやく翅を広げたので急いで撮る。
やはりウラギンシジミの雄だ。雌は朱色の紋の部分が白くなる。




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雨宿り

2022-06-06 16:19:51 | 日記



今日は一日じゅう雨。
何となく、お隣の方に目を向けていると、うん?







壁に黒っぽい物がついている。アシらしいものも見えて・・・蝶のようだ。








窓ガラスのできるだけ下の方から撮ると翅の模様がはっきりとして、ヒカゲチョウと分った。
瀬谷市民の森では見たことがあるが、この近所にもいるのだなあと思った。

雨宿りは何時間も続いて、同じ場所に止まっていたが、何時の間にかいなくなった。







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久しぶりに新治へ

2022-06-05 18:48:37 | 日記



2年ぶりに新治市民の森を歩いた。
前は5月だったので見えなかったゼフィルスがいるかも知れないとの期待もあった。
その思いはなんとか叶った。







新治にはクリの木がいっぱいあるので、期待して花を探すが見つからない。
この木はまだ蜜を出していないようだ。








しかし、その傍の別の木の葉の上に、アカシジミが止まっているのを見つけた。
しばらく葉の上でじっとしていたが、ふと飛び立って見失ってしまった。







そこから100mぐらい先の旭谷戸近くのクリの木に行くと、
花の蜜を吸っているらしいのがいた。








ウラナミアカシジミだ。1頭だけで、アカシジミの姿もなく、寂しい状況だ。








しばらくしてから見に戻ると花から葉の方に移っていた。

尾状突起あたりの朱色と黒の斑紋で、そちらが頭部のように錯覚することもある。
鳥に狙われたとき、被害を最小限にする知恵だろうか。





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