自然観察の森の紅いもの

横浜市栄区の横浜自然観察の森はぐるっと回ると結構アップダウンがあるが、
平日は小学生や年配の人が多く秋の自然を楽しんでいる。





今の時期は花が少ないのだけれど、落ち葉に彩りがある。
これはハゼノキの葉っぱのようだ。いれいな紅色だ。





少し前を見上げるときれいに紅葉していて、実の方はすっかり落ちたようだ。





谷あいの道をたどると、こんどは紅い実がいっぱいあった。





ハダカホオズキだ。
ヒヨドリジョウゴにも似ているが、果柄の先がプックリ膨らんでいるのが特徴だ。






都合によりコメント欄を閉じさせていただきます。

隣の公園で紫の

我が家の隣の公園。グラウンドの向こうにログハウスが見える。
子どもたちが賑やかに遊ぶところだ。
午前中は3歳以下ぐらいの子供たちがお母さんと・・・
午後になると学校を終えた小学生たちがたくさんやって来る。






その南側にはさまざまな木が植栽されている。






大きな葉の上にムラサキシジミが止まった。






ゆったりと翅を広げて日光浴でもしているようだ。このあたりに何頭もいた。
ムラサキシジミは高校の向こう側の林で見たことがあるので、さほど驚かない。






しかしムラサキツバメまで姿を現したので少し驚いた。
泉の森では見たことがあるが家の近所で見るのは初めてだ。






しかも何頭もいた。雌の翅の紫色は鮮やかだ。






雄の方が紫色の範囲が広いようだが紫色は少しくすんでいる。


まさかこのあたりで集団越冬しないとは思うが・・・

隣の公園

毎日午前中はゲートボールで心身の健康維持に努める。






ここは我が家のすぐ隣の公園。さまざまな木の葉の色づきが進んでいる。






株立ちのアブラチャンは黄葉がいっぱいだ。






ゆっくりウオーキングの途中で一休み。おとうさん、お茶を一杯どうぞ。






木がいっぱいの公園だから落ち葉はしようがない。
でも缶とか紙などポイ捨てごみは困ったものだ。

秋型もある

曇って肌寒い日、瀬谷市民の森に隣接する畑の近くで、
セイタカアワダチソウの葉に止まってじっとしているチョウがいた。
キタテハだった。成虫で越冬するが、まだ少し早いだろうか。





ウラギンシジミはクヌギの葉裏にぶら下がってじっとしていた。
こちらも少し暖かくなれば飛ぶのだろう。





元気だったのはクロコノマチョウで、雑木林の中を何頭も飛んでいた。
翅模様に夏型と秋型があるぐらいだから今は活動期なのだろう。

少し飛んでは落ち葉の上に止まるというのを繰り返す。
止まった時は決して翅を開かない。






クロコノマチョウを追いかけているとキランソウが見つかった。
春に咲くホトケノザが秋にも咲くのは珍しくないが、
キオランソウの花を今の時期に見るのは全く初めてのことだ。

まだいる虫たち

瀬谷市民の森も秋が進んだが草木の周りにはけっこう昆虫がいる。
この翅の短いのはフキバッタ。これでも成虫だ。
ほかにイナゴの姿も見られた。






バッタの仲間のほかに触覚の長いキリギリスの仲間もいる。
これはツユムシ。まわりで友人たちとわいわいやったが、大人しかった。






自然環境保全センターではヨコヅナサシガミが何かイモムシをひきずって歩いていた。






こちらはプラタナスの木にいたプラタナスグンバイ。大きさは３ｍｍぐらい。
グンバイムシ（軍配虫）は広い意味でカメムシの仲間で草木に寄生する。
前に市民の森でセイタカアワダチソウにいたアワダチソウグンバイを見た。
種類により寄生する植物が決まっていてツツジグンバイなどもいるそうだ。