瀬谷市民の森の今。
キンランとかフデリンドウなど色鮮やかな花も多いが、白い花も何種類か見られる。
これは小さな流れの傍でポツポツと咲いているツボスミレだ。
タチツボスミレよりずっと小さく距も短い。
紫色の筋模様がアクセントだ。
草の斜面には、ひょろーっと延ばした茎の先に小さな白い花が咲いていた。
一瞬、ハコベかと思ったがノミノフスマの方だった。
花弁は5枚だけれど深裂して10枚のように見える。
対生する小さな葉を「蚤の衾」(蚤の布団)にたとえた名前なのだそうだ。
林の縁の一角では、ちょっと立ち上がった茎に白い花序が見られた。
タツナミソウの白花だ。
何年か前まではこの辺りで白花のタチツボスミレを見たものだが、タツナミソウに替わってしまった。
タチツボスミレは近所でお馴染みさんだった時期もありましたが
(このごろはさっぱり)、小さなツボスミレは会ったことがありません。
可愛いですね。可愛いといえばノミノフスマも。こちらも出会いがありません。
ノミはノミでもノミノツヅリのほうはよく見かけるのですが。
環境が違うのでしょうね。どちらも小さくて可愛くて好きです。
小さいからとノミにちなんだ名前にはちょっと複雑気分ですが。
刺されたことがあるだけに‥
今ごろは草花も黄色いのが多いのですが、白い花も眼を惹きます。
ツボスミレは小さいしそれほど立ち上がっていないのでうっかりすると見逃します。
ご近所ではタチツボスミレも少なくなったのですか。都市化が進むのも少し寂しいものですね。
ノミノフスマは私も久しぶりです。そういえばノミノツヅリもしばらく撮っていない気がします。
私の子供の頃はノミは毎日普通につきあっていました。