上瀬谷の畑の一角に大量のニンジンが放置されていた。
この畑で採れたニンジンの全部なのか一部なのかは分らない。
素人目には食べられそうなのも多いが、何か出荷できない理由があったのだろう。
実にもったいない話だし耕作者の人にとっても残念なことだったろう。
畑に隣接した崖地にも捨てられたニンジンがあった。
こちらの方が畑のニンジンより時間が経っているようで、虫もやって来ていた。
多く飛び回っていたのはハエかアブの仲間。名前は分らなかった。
そしてヒメジャノメが２頭。
別にカップルというわけではないが、たまたま同じ所に止まった。
人には見えないけれど、何か甘い汁が出ていたのだろう。
そういう様子はけっこう見かけますね。何らかの事情があるのでしょうけれど、
おーちゃんの仰るとおり、耕作者にとっても残念でしょうし、
もったいないことですね。でもまぁ、小さな生き物たちの餌となり
土に還っていくと考えれば救われる気もします。
生のニンジンも結構甘味がありますから、少し水分も抜けたら濃縮されて
美味しい果汁になっていたかも。ヒメジャノメが良い具合にシンクロして
止まっていましたね♪
野菜が目的通りに収穫されず無駄にされるのは残念なことでしょうね。
畑をたがやして畝を作ったりして種を蒔いて雑草を取り除いて・・・
いろいろ丹精込めたのに出荷に至らず放置せざるを得ないのは、大いにガッカリでしょう。
まあ自然に帰ると考えれば少しは気が休まるかも知れません。
それに小さな虫たちが生きるために役立っていますしね。
ニンジンは結構甘みがありますよね。虫たちには十分な養分なのでしょう。