最近あちこちで見た蛾の仲間を記録しておこう。
瀬谷市民の森の入り口でクリの木のあたりをヒラヒラ飛んでいたトンボエダシャク。
ときどき葉の上に止まる。
トンボエダシャクの仲間のヒロオビトンボエダシャクのほうであろうか。
昼間に飛んでいる蛾はそんなに多くない。
同じ市民の森で草の葉の上にじっとしていたのはヒメシャクの仲間のようだ。
目玉の模様が面白いヒトツメカギバもいた。ヒメシャクよりだいぶ大きい。
幼虫はミズキの葉が好きだという。
自然環境保全センターの谷戸では白い蛾がいた。
アメリカシロヒトリに比べると斑紋が小さい。
アカハラゴマダラヒトリであろうか。
翅を広げないので腹部の赤色は確認できなかった。
葉の上に止まる蛾は見つけやすいが、蛾は葉の裏に止まるのが多い。
中には落ち葉の上にひっそり止まって一種の擬態で見つけられにくくしているのがいる。
たとえばウンモンクチバだ。クチバは朽ち葉つまり枯葉のことだろ。
翅模様が雲のように見えるというところか。
少なくなってきたように思いますが、それでもやっぱり反射的に身構えます。
ご先祖さまたちが毒のあるガに散々な目にあってきたのか、
子供の時にガ=毒があると教え込まれたのか??
今日の白いガたちは綺麗ですね。
ちょっとググってみましたら、アカハラゴマダラヒトリの幼虫は
成虫とは対照的に黒い毛におおわれた毛虫なのですね。
5歳のころ真っ黒いもこもこの毛虫を捕まえて可愛い♪と持ち帰り
母を仰天させたことがありますが、これだったのかしら??
私は小さいころにあまり蛾と付き合っていないので、ガ=毒という感覚はありませんでした。
白い蛾はきれいですが、幼虫はやはり毛虫でほとんどの人に敬遠されますね。
アカハラゴマダラヒトリの幼虫は黒い毛の多い毛虫ですか。見事に変身するものですね。