先日の台風15号。千葉県では電気・水道が長く復旧しない大変な状況が続いている。
家屋の被害も多かったに違いないのにライフラインまで止まってしまい本当に気の毒だ。
それに比べると微々たるものだが、近所の市民の森も影響があった。
クヌギ、コナラの林ではドングリのついた枝が無数に落ちていた。
幹から倒壊したり大枝が折れて落下していたりと、けっこうな被害があった。
生き物は、それぞれの方法で大風をやり過ごしたらしく、木の幹でもいろいろ見ることが出来た。
チョウや蛾の仲間、カマキリ、ザトウムシ、ナナフシなど・・・
これはキセルガイ。陸上の巻き貝だ。
カタツムリはミスジマイマイのほかに、ちょっと違うのが何頭かいた。
ミスジマイマイとは殻の模様も違うが体型が違う。
仲間たちと見ているときには名前が分らないままだったが、調べるとニッポンマイマイらしい。
殻の中心が高く、横から見ると三角形なのが特徴だ。
この森ではミスジマイマイばかり見ていたので、新しい発見だった。
ご近所でもムクノキの大枝やシラカシが折れましたか。
ドングリが減るとどんな動物が影響を受けるのでしょうね。
ここにはクマはいないので、チョッキリが関係者のようですが、
すでに産卵が済んでいるかどうか微妙な季節かも知れません。
神奈川県では何種類ぐらいのカタツムリがいるのでしょうね。
今まではミスジマイマイぐらいしか知りませんでした。
折れた小枝は無数という感じ。わが家のお隣空き地の背高のムクノキも
這い上られたクズの蔓に引っ張られたせいもあってか、太い枝が
2本ほど折れていました。わが家の駐車場に張り出したシラカシの枝も。
市民の森ではドングリが減って、秋のたくわえが不足する動物が
いるやもしれませんね。まさか熊はいないでしょうけれど。
カタツムリがけっこう身近にこんなに色々な種類がいること、
知らずにきています。子供のころから一番よく見てきている
オーソドックスなカタツムリでさえ、近頃は滅多に見かけなくなりました。