アジサイの花は酸性土壌に植えられていると青色でアルカリ性土壌ではピンク色になるそうだ。
しかし青色の花が昔ながらのいかにもアジサイという感じが強い。
このアジサイは6年前に30回記念として、浜松で開発された新品種に「開成ブルー」と名付けて植えられた。
解説板に咲き始めから濃い青色になるまでが図示・解説されていた。
咲き始めと、咲き進んだ濃い青色。
青くなり始めた花。
全て青くなったが、まだ薄い色の花。
一株が自宅にあって、日に日に色が変わるのを見られれば、楽しそうだ。
眼を転じると田んぼの向こうの方に白い花が並んでいるように見える。アナベルのようだ。
アジサイの原産は日本で、西洋アジサイというのも日本のアジサイをヨーロッパで品種改良したものだ。
しかしアナベルは北米が原産のアジサイだ。
ここでは薄緑から白い花がほとんどだったが、ピンク色もあるそうだ。
前回も訪れた瀬戸屋敷方面へ歩いているとピンク色のアジサイと並んで白い花が咲いていた。
カシワバアジサイだ。これも北米が原産で、葉がカシワ(柏)の葉に似ていることで名付けられた。