横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

落ち葉の間から顔を出して

2017-11-14 06:54:43 | 日記



瀬谷市民の森は常緑樹もあるが、多くはこの時期に葉を落とす。
このあたりは両方入り交じっている。






落ち葉の間からオオハナワラビがいくつも顔を出している。






地表近くの栄養葉の脇から胞子葉が伸びている。その茎の先は穂状で胞子嚢をいっぱいつけている。






丸い胞子嚢は機が熟せばはじけて胞子を飛ばすことだろう。






仲間のフユノハナワラビも似ているが、オオハナワラビの栄養葉の先は尖って見える。
フユノハナワラビの栄養葉の葉先はやや丸みがある。






同じように落ち葉の間から顔を出しているキッコウハグマの花を再掲しておく。
1cmに満たない小さな花は花弁の多い一つの花に見えるが、実は3個の花による花序だ。
一つ一つの花は合弁花で花冠は5裂している。それゆえ花序はあたかも15枚の花弁があるかのように見える。




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