ひーず のーと

旅、食、落語・・・と日々思うこと、思い出したことの備忘録

2007渋谷コクーン歌舞伎 三人吉三

2007-07-10 23:34:49 | 観劇!感激!
6月24日の日曜日は、渋谷コクーン歌舞伎へ。
お昼は、お隣東急百貨店渋谷本店で買った、お弁当。でも、劇場の中で、写真を撮っていたら、消せとの話。著作権と肖像権の関係で、劇場内の写真撮影は一切禁止しているというけど、デジタルカメラで写真を確認するんだから、権利の侵害がないと認めればいいのに。判断をしないんだなあ。でも、逆に、行き過ぎは権利の侵害だぞ!弁当の写真を撮って文句を言う合理的な理由はないんだから。チケットには開演中の撮影禁止は謳っていたけど、開演前だし。

それはさておき、開演前に、劇場内で販売していた、御手洗団子もいただいて、おやつに。

さて、お芝居です。
・ 和尚吉三:勘三郎
・ お坊吉三:橋之助
・ お嬢吉三:福助
・ 研師与九兵衛:亀蔵
・ 海老名軍蔵:橋之助
・ 金貸し鷺の首太郎右衛門:勘三郎
・ 手代十三郎:勘太郎
・ おとせ:七之助
・ 伝吉:笹野高史
~冒頭から、本物の犬が舞台を走ったり、与九兵衛と勘三郎の太郎右衛門のやりとりで、NY公演を前にした勘三郎が英語でしゃべったり、コクーン歌舞伎らしく客席の中も花道代わりになったりと。最後にはドカ雪の中の大立ち回り、また椎名林檎の音楽と楽しむ要素がいっぱい!
また、芝居の方は、新聞などの劇評で、従来の三人吉三と異なりドラマ性が際立っているとあるけど、確かに、三人吉三を楽しむ時は黙阿弥の名セリフと雪なども交えての様式美を楽しんでいたけど、コクーンのものは、客席と舞台が一体化している小さい小屋の特性や、歌舞伎を離れた眼による演出と、笹野高史のような梨園以外の人の出演によって、入り組んだ人間関係から生ずるドラマを楽しんでいたようにも思えました。再演を期待したいお芝居でした。

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