ひーず のーと

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昭和戦前面白落語全集 東京篇 5 三代目 三遊亭金馬

2007-07-24 22:35:40 | ひーず名人会
昭和戦前面白落語全集 東京篇 5巻 三代目 三遊亭金馬(ANOC7106)。
先代金馬。SP盤でなくとも、レコードはたくさんでているけど、ここは初期のSP盤のもの。
・ 居酒屋(1929年4月SP盤、6分18秒)
~金馬、最初のレコード吹き込みの作品だそうです。以後、大ヒットの一席です。小僧をからかう、酔払いが楽しく。
・ 續居酒屋(1929年4月SP盤、6分25秒)
~いわゆる、ずっこけ。居酒屋もこの噺も、そして、それ以外のこのCD内の噺も音楽をフンダンに使っています。
・ 堪忍袋(1931年10月SP盤、12分54秒)
~堪忍袋の緒が切れての小言が楽器の音がなっての下げというのが珍しい。
・ 小言念佛(1929年11月SP盤、6分44秒)
~念仏を唱えているのに、どじょうを絞める話しをしてしまうアンバランスが楽しい、おなじみの噺。
・ 貧乏長屋の花見(1932年6月SP盤、12分42秒)
~下げは、酒柱が立っているでなく、そのあとに、もう一言ある珍しい下げ。
・ 無精風呂(1930年6月SP盤、6分18秒)
~無精床の床屋さんを風呂屋さんにしたような噺。正岡容の新作ろのこと。
・ 長屋チーム(1931年3月SP盤、12分49秒)
~都の西北で始まり、若き血で終える新作。長屋vs大学選抜で野球をやるという不思議な噺です。
・ ジャズ息子(1930年11月SP盤、6分31秒)
~ジャズ息子と言えば、川柳の一席を思わせるが、まったく異なり、六尺棒のマイナーチェンジ。
・ 孝行糖(1931年3月SP盤、5分55秒)
~与太郎がバカでなく、非生産的にすぎないことが、わかる噺です。

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