ひーず のーと

旅、食、落語・・・と日々思うこと、思い出したことの備忘録

桂雀々・地獄八景亡者戯

2013-12-31 23:06:09 | ひーず名人会
 今日は夜8時からBSTwelveで年末スペシャルとして、桂雀々の地獄八景亡者戯を放送していた。今年の12月に築地で収録したもの。
 雀々は枝雀門下、つまり、米朝の孫弟子です。
 噺は、米朝のものをベースに、今のことやじぶんなりのくすぐりを入れながら。
 三途の川へ向かうところでは、フグに当たった若旦那の説明で、若旦那を米團治のエピソードで説明。三途の川ではスーさんが釣りをしており、川を横山やすしが怒鳴りながら暴走していたり。
 また、地獄のまちの遊びでは、冥土座で、森繁久彌と森光子で屋根の上の放浪記えお上演し、森光子が屋根の上ででんぐり返しを。新冥土座では三波春夫、島倉千代子、ひばりらが歌手たちが歌謡ショーを。映画では、親鸞、空海らによるスターボウズの上映。また、歌舞伎では先月が中村屋十八代により、今月が團十郎十二代による仮名手本忠臣蔵。寄席では談志が新入りの前座ながら生意気、馬生・志ん朝の兄弟会や先代圓楽司会の昇天や圓朝も出演。漫才でも、ダイラケ、いとこいがと。
 閻魔様の裁きを受けるところにはマンデラもいたが、手話通訳はいなかった。
 さげも工夫し、4人の地獄行きの亡者が人呑鬼の腹の中で暴れ、肛門のところで無茶をし、人呑鬼の肛門を助けるために2人を閻魔様が遣わすと。その2人は…というもの。
 爆笑に次ぐ爆笑で面白かった。
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