昨日は銀座、ル・テアトル銀座へ雪の中を二月花形歌舞伎へ。夜の部の観劇です。
夜は女殺油地獄。河内屋与兵衛を染五郎、豊嶋屋のお吉を亀治郎。与兵衛の父徳兵衛を彦三郎、母おさわを秀太郎が演じ、幕開きに野崎参り屋形船の場、殺しの場の後の北の新地の場、豊嶋屋逮捕の場まで上演されました。
今回は10年ぶりに与兵衛の染五郎が良かった。本来は気が弱いのに、何かあるとすぐ切れてしまい、そして、自分の気の向くままに生きていく、わがままな男を演じきっていた。更に、お吉の亀治郎との殺しの場は小さい小屋なので、なおさら迫ってくるものがあり、また、良かった。北の新地の場では、客席を新地の街中に擬し、お客様との会話やなぞ掛けなどもお楽しみ。その中で、人を殺してしまった陰影感も染五郎は出していて、また良し。いい舞台でした。
夜は女殺油地獄。河内屋与兵衛を染五郎、豊嶋屋のお吉を亀治郎。与兵衛の父徳兵衛を彦三郎、母おさわを秀太郎が演じ、幕開きに野崎参り屋形船の場、殺しの場の後の北の新地の場、豊嶋屋逮捕の場まで上演されました。
今回は10年ぶりに与兵衛の染五郎が良かった。本来は気が弱いのに、何かあるとすぐ切れてしまい、そして、自分の気の向くままに生きていく、わがままな男を演じきっていた。更に、お吉の亀治郎との殺しの場は小さい小屋なので、なおさら迫ってくるものがあり、また、良かった。北の新地の場では、客席を新地の街中に擬し、お客様との会話やなぞ掛けなどもお楽しみ。その中で、人を殺してしまった陰影感も染五郎は出していて、また良し。いい舞台でした。
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