ひーず のーと

旅、食、落語・・・と日々思うこと、思い出したことの備忘録

CD 昭和戦前面白落語全集・東京篇1巻 五代目三升家小勝

2007-03-13 23:09:28 | ひーず名人会
日本音声保存の昭和戦前面白落語全集・東京篇1巻 五代目三升家小勝(ANOC7012)。
上方篇はすべて、聴いたので、今度は東京篇を。まずは五代目三升家小勝。
☆ けちくらべ(5分48秒、1929年3月発売SP盤)
~小勝十八番だそうです。「しわいや」として今も聴く噺。
☆ 警句漫談區畫整理(6分18秒、1929年4月発売SP盤)
~新作、落語といよりぼやき漫談の一席。
☆ 癪にさわる(5分59秒、1929年3月発売SP盤)
~これも、新作、ぼやき節が乗っています。
☆ 素人易者(5分44秒、1937年11月発売SP盤)
~おそらく、初めて聴く噺だけど、若旦那が、易者の真似をする噺。さげがけっこう好きです。
☆ 素人芝居(6分12秒、1939年5月発売SP盤)
~権助芝居ともいわれる噺。6分で、噺の前半をまとめて、珍しいさげになっています。
☆ 反魂香(6分21秒、1937年8月発売SP盤)
~これも、6分でまとめているのがすごい。SP盤の時代って、皆そうだったのかなあ。ただ、やはり、傾城の幽霊とのやりとりなんかが軽くて、ちょっとつまらない。
☆ 一両損(6分04秒、1937年9月発売SP盤)
~いわゆる三方一両損。奉行所での裁きのところから始まるので、6分で終わるんだ。
☆ 呑める(6分01秒、1939年3月発売SP盤)
~いかに騙して、癖の言葉を言わせるかの噺のエッセンスが詰まっています。
☆ 立つ浪(6分32秒、1938年6月発売SP盤)
~若旦那ものの珍しい噺。
☆ 嘘つき彌次郎(6分36秒、1938年1月発売SP盤)
~今も頻繁に演じられる噺を猪のくだりまで。
☆ 小粒(6分31秒、1931年10月発売SP盤)
~小柄な人がからかわれている人の話し。初めて聴くけど、これも下げが好き。
☆ 二十四孝(5分58秒、1928年12月発売SP盤)
~孟宗竹に絡めての下げ。僕はこういう下げは始めて聴きました。

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