今年のノーベル医学生理学賞は低酸素応答のメカニズム解明について受賞が決定していますが低酸素に対する体の順応能力の応用は病気に対する効用だけでなく高地でよく行われていた低酸素のトレーニングというのにもつながってくる話。 前々から高地での低酸素状態でのトレーニングが運動能力を上げることが知られていますが最近では気圧を変えずに低酸素の状態のみにして効率的にトレーニングを進める取り組みがなされてきてます。それもマラソンだけでなく球技の選手や陸上の短距離選手でも低酸素トレーニングによる効果があることがわかって きており・・・
効果としては筋肉中のグリコーゲンが積極的に使われ、筋⾁内のグリコーゲン量の増加するのと同時に、運動時のエネルギーを生成する筋肉中のミトコンドリアが増えることで、脂肪の燃焼能力も向上する効果あるそうです。さらに糖の代謝も上がり、血管も拡張するのだとか。 ある意味、負荷をかけてトレーニング効果を高めるという意味では加圧トレーニングと似ているのかもしれません。忙しい社会人などにもピッタリでは。 ASICSなどは豊洲に低酸素のトレーニング施設持っているようですが今後はスポーツジムでも低酸素が広がっていくかもしれません。
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