北朝鮮が、6カ国協議に復帰する可能性を示唆し始めました。
この背景には、やはり韓国が毅然とした態度を取って、敵地先制攻撃も辞さない構えを見せたことが、大きな抑止力として働いているとみられます。
昨9月17日、新政権誕生に当たっての、大川隆法総裁のご法話
「国難選挙と逆転思考」を拝聴しましたが、その中で総裁は、
「宗教家というものは、現実にはまだ起きていないことを早めに発言するので、
世間的にはなかなか受け入れられなかったり弾圧されることがある」
と言われていました。
この夏、幸福実現党が「国難来たれり」と世に訴えたことは
議席獲得には結びつかなかったものの、
平和ボケしていた国民や政治家を目覚めさせるという意味で、一定の働きをしたのではないかと思います。
幸福実現党の主張がどの程度、政治家たちの心に届いたか。
今後、新政権が国家としての気概を持って筋を通してくれるかを
期待も込めて見守っています。
この動画↓に描かれていることが、
ドラマではなく今、現実に進行し始めています。
鳩山政権にも、周辺各国と協力して、毅然とした態度で臨んでいただきたい。
③北朝鮮、先制攻撃!!【北朝鮮ミサイル完結編】
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聯合ニュース 9月18日より)
「北朝鮮核兵器は韓国を狙ったもの」
【ソウル18日聯合ニュース】外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官は18日、北朝鮮が核兵器を開発したのは米国との問題であり、果たして韓国に向け発射するだろうかという考えを持つのは危険だと指摘し、
「北朝鮮の核兵器は韓国を狙ったもの」との見解を示した。「最近の朝鮮半島周辺情勢と北朝鮮核問題の見通し」をテーマに、大韓商工会議所で開催された懇談会で述べたもの。
柳長官は「北朝鮮の目標は赤化統一であり、その手段として核兵器を開発した」とし、北朝鮮核問題は米朝間の問題にとどまるもので、南北は関係をうまく維持させるべきだという考えは安易だとの見方を示した。
また、過去には南北関係が北朝鮮核問題より優先度が高いときもあったが、基本的には北朝鮮核問題の解決を優先させるべきだとした上で、金剛山観光や開城工業団地事業は再開の可否を綿密に検討中だと説明した。
柳長官は、北朝鮮が米国との2国間対話に執着しているのは、核兵器保有国として認められ米国と核軍縮交渉を進めるためであり、北朝鮮が主張する敵対視政策の撤回とは米朝平和協定の締結とそれに伴う在韓米軍の撤収だと強調した。
北朝鮮の核兵器保有能力については「北朝鮮は現在、プルトニウム40キログラム余りを抽出したと推定されている。核兵器を1つ製造するのに6~7キログラムが必要であることから、6~8個を開発できるとみられる」と述べた。
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ロイター 9月18日より)
北朝鮮の核兵器、標的は韓国=外交通商相
[ソウル 18日 ロイター] 韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相は18日、
北朝鮮の核兵器の第一の標的は韓国であり、北朝鮮は韓国を武力を行使して侵略する用意があるとの見方を示した。
韓国は、北朝鮮を同国の核問題を話し合う6カ国協議に復帰させようと努力しているが、北朝鮮は拒否し、米国との直接協議を希望している。
高濃縮ウランの製造を確約するなど、核問題では新たな揺さぶりをかけてきているが、その一方で最近は融和的姿勢も示している。
柳外交通商相は、財界関係者の会合で「北朝鮮の核兵器開発、核武装は、自由と民主主義を守り、経済が成長し、国民が安心して暮らせる南(韓国)をターゲットとしている」と発言。
「朝鮮戦争の前後、そしてこれまで北(北朝鮮)が進めてきたのは共産主義の統一だ。核兵器開発はその手段だ」と述べた。
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<米韓>北朝鮮核兵器の「保管場所」確認
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毎日新聞 9月18日より)
【ソウル大澤文護】韓国の金泰栄(キムテヨン)国防相は18日、国会国防委員会の人事聴聞会に出席し、米韓両軍当局は、北朝鮮が核兵器を保管するのに適した場所を確認していると明らかにした。聯合ニュースが伝えた。
また金国防相は、
北朝鮮が核兵器使用の兆候を見せた際に先制攻撃が可能かどうかについて「使用前に打撃を与えることは可能」と述べ、北朝鮮への対応に自信を示した。
北朝鮮の核兵器所在地について、軍需工場が密集する北部の慈江道や、核関連施設があることで知られる平安北道の寧辺など10カ所以上があげられてきた。しかし、いずれも推定で米韓両国の情報当局は核兵器保管場所に関する情報は「最高機密」として管理している。
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金総書記、「6カ国」復帰を示唆=核問題で中国特使と会談
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時事通信 9月18日より)
【北京時事】新華社電によると、北朝鮮の金正日労働党総書記は18日、中国の胡錦濤国家主席の特使として平壌を訪れた戴秉国国務委員(外交担当)と会談した。金総書記は席上、核問題について「2国間および多国間の対話を通じ解決したい」と述べ、6カ国協議復帰の可能性を示唆した。こう着状態にある北朝鮮核問題が動き出す契機となるか注目される。
会談では、戴氏が胡主席の親書を手渡した。胡主席は親書で、「中国は、(朝鮮)半島非核化の実現や北東アジアの平和・安定維持を一貫して目指しており、(北)朝鮮と共に努力することを惜しまない」とのメッセージを伝えた。
これを受け金総書記は、朝鮮半島情勢や核問題をめぐる北朝鮮の立場を詳しく説明。「(朝鮮半島)非核化の目標を堅持し、平和安定維持に力を尽くす」と表明した。
対話による核問題解決の姿勢を見せ、6カ国協議議長国の中国の顔を立てる一方、「2国間対話」の選択肢も示して、米国との直接協議を求める立場も維持した形だ。