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幸福実現党 衆院選総括の記者会見

2009年09月03日 | ニュース・報道
9月2日のlivedoorニュースで、幸福実現党記者会見の様子が報道されました。


◆ ◆ ◆ 
【PJニュース 2009年9月2日】第45回衆院総選挙の投開票から一夜明けた8月31日、宗教法人幸福の科学を母体とする「幸福実現党」党本部(東京・銀座)で、同党の本地川瑞祥(もとちかわ・ずいしょう)代表代行と小林早賢 (こばやし・そうけん)幹事長が記者会見した。小選挙区・比例代表で、民主党よりも多い337人の候補者を立てながら「議席ゼロ」となった選挙戦をふりかえった。

会見開始の午前10時。集まったのは、新聞社を中心に数社だけ。報道陣からの質問は少なく、記者ではなく宗教研究者が質問に立つ一幕もあったほどだ。冒頭、本地川代表代行が「総選挙の結果を受けて」とする文書を読み上げた。

「今回、小選挙区で107万票の得票を頂くことになりました。しかしながら当選者を出すには至らなかったことは、立候補者名、党名の定着・浸透が不十分で、政権交代選挙の前では通用しなかったためと真しに受け止めたいと考えます。また、選挙区によっては、母体である幸福の科学の信者数にもはるかに届かない得票数もあり、信者の信仰と政治選択に分離があるものと思われました」

政教一致政党でありながら、信者の投票行動は「政教分離」だったというのだ。幸福の科学の公称信者数は1100万人(故人なども含めた累計とのこと)。幸福実現党は「小選挙区で合計107万票」という数字だけを報告したが、比例代表では約46万票。記者は、公示後の街宣を取材した際、聴衆の中に幸福の科学のペンダントをぶらさげた人々を多く見かけたし、ペンダントをしていない人々の熱狂ぶりも、教団と関係ない通りすがりの聴衆とは思えないものだった。これほど熱烈な信者を擁する宗教団体において、信者の1割も幸福実現党に投票しないなどということが本当にありえるのだろうか。

いずれにせよ、幸福実現党は今回の選挙で「手ごたえ」を感じたという。以下、投票日翌日の記者会見における質疑応答だ(敬称略)。

――:来年の参院選には挑戦するという理解でよろしいでしょうか。

本地川:
当然、検討の対象には入っています。

――:今回の結果を総裁ご自身はどのように捉えられているのか。

小林:
先ほど全体の総括をご報告しましたが、そういう考え方そのものであるとご理解いただいて結構かと思います。将来への手ごたえを非常に感じたということが一つ。もう一つが、これから民主党政権を取り巻いていく状況を見越した上での政策提言だったわけですから、その分、今後の時代が私どもの政策を求めてくる度合いが間違いなく強まってくるであろうと。その二つの意味で、手ごたえを感じて頑張っていきたいというのが、党としての総括であり、総裁ご自身の考えです。

――:12小選挙区で候補者を立てず、10選挙区で自民党や改革クラブを応援したが、その10人は4勝6敗でした。選挙支援は功を奏したとお考えですか。

小林:
(応援対象が破れた)6選挙区も、個別に見ればどこも接戦の選挙区でした。全体として政権交代への流れがやや強く4対6という結果になりましたが、十分健闘したかと思います。

――:(幸福実現党の街宣取材中に)「自分はクリスチャンだからチラシはいらない」と言ってチラシの受け取りを拒んでいる通行人を見た。宗教政党であることでのマイナス点やプラス点について、感じたことはあったか。

小林:
先行する宗教政党(創価学会・公明党のこと)の方は、タテマエとしては「政教分離」を掲げています。今回、われわれがそういう使い分けをせず正々堂々と、という考え方をとりましたので、それをご理解いただくためにお話をする場面も多く、そこにエネルギーを使った。そこにはデメリットとメリットいろいろあるが、逆の側面を言えば、(増税問題や北朝鮮ミサイル問題について)「政策として幸福実現党に賛同するよ」という方々との、かなりの出会いがありました。全体的に、啓蒙(けいもう)活動の第一段階としては十分な成果があったと思います。

――:宗教政党という原則は今後も堅持すると?

小林:
当然、その路線でまいります。

――:当初、大川隆法総裁が、教団施設の使用や教団からのお金の借り入れも「出発時点としては、いたしかたない」という趣旨の発言をされていました。今後の資金、会場利用の問題については、どうするのか。

(発言者不明):
借り入れや施設利用については、法律上は全く問題がなく、問題があるべきではないという考えです。その前提の上で、宗教と政治の間では行動原理や活動パターンに少し違いがあるのが現実ですので、将来的には自立していくべきであるという考え方は変わっておりません。

来年の参院選やそれまでの地方選にも挑戦する意欲を見せる幸福実現党。引き続き、その動向に注目したい。【了】