宮島の紅葉を見て思い出した一節
昨日この言葉を思い出し書棚を探した
「日本賛辞の至言33撰」という本
このなかで「ラフカディオン・ハーン」(小泉八雲)
いったい、日本の国では、
どうしてこんなに樹木が美しいのだろう。
西洋では、梅が咲いても、桜がほころびても、
かくべつ、なんら目を驚かすこともないのに、
それが日本の国だと、まるで美の奇跡になる。
その美しさは、
いかほど前にそのことを書物で読んだ人でも、
じっさいに目のあたりにそれを見たら、
あっと口がきけなくなるくらい、
あやしく美しいのである
こんな言葉を残されている
本当に我々の住む日本は繊細であり四季折々の
季節が我々の心を育ててくれているのだろう


そんな気持ちになった宮島の一日だった