気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

卯月、またも「和敬清寂」を

2017-04-01 16:50:55 | しつらえ
年度が改まり「卯月」なのに、冬に逆戻りの曇天、
朝から自宅稽古のため、しつらえはどうしましょうか?
玄関の白木蓮はあっという間で、代わりに
雪柳と遅咲きの黄色の糸葉ズイセン(香り水仙)を
昨日の桜雨の水滴が残っております。
 
この水仙の花言葉は「私のもとへ帰って」「愛に応えて」
という訳ではないのですが、
今日のお稽古のお一人は、略盆から始められた方で、
初めて薄茶平点前をしていただきます。さらに
先日さかい利晶の里の「千利休茶の湯館」で利休忌も近く
利休居士の遺徳を偲んでまいりましたことあり、
小間の軸は『和敬清寂』を選びました。
  
ところが軸の説明をしようとすると、もうお一人の方から
”この「和敬清寂」のお軸は以前拝見したのと違いますね”と
お声が・・・よく御存じなのです。
お正月に出した軸が見つからず、このお軸に”と
なかなか探せなかったのです。
これでは説明も、のどこにあるかしれませんね。

裏千家のホームページによれば(一部改変)
”千利休の定めた四規とされ、この四つの文字の中には、
 すべてのお茶の心がこめられているといわれています。
」とは、お互いに心を開いて仲良くするということです。
」とは、尊敬の敬で、お互いに敬いあうという意味です。
」とは、清らかという意味ですが、目に見えるだけの
 清らかさではなく、心の中も清らかであるということです。
」とは、どんなときにも動じない心です。
 お茶を飲むとき、点前をするとき、またお客様になったとき、
 お招きしたときなどに、「和敬清寂」ということばを思い出し、
 おけいこに励みましょう。”

すらすらっと、お話しできるように、精進あるのみ。

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