気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

初稽古は、蠟梅で(訂正)

2017-01-07 18:38:03 | しつらえ
最低気温は-2.7℃と寒中らしい冷え込んだ奈良の朝、
太陽とともに気温も上昇し、穏やかな午後を迎えますが、
北側の広間ではやはり寒く、日差しのある小間での
初稽古にさせていただきました。

それも急に決まった見学の方を含め五人でのお稽古に。
というのも、午前中お茶をされたい方から電話が入り、
”昼からお稽古があり見学に来られませんか”と
急なお誘いにも関わらず、嬉しいことに来て下さりました。
それも最後まで、初釜に向けての稽古でしたから、
どうだったのでしょうか?

床の軸は、「吼えるなよ」東大寺長老清水公照

お花は、有楽椿と蠟梅(ろうばい)で、後者は
ロウバイという名前の由来の如く、梅のような香りが漂い、
色合いも蝋のような光沢が印象的です。
臘梅を透けし日射しの行方なし
          後藤 比奈央
  
この内側が少し赤い蠟梅に比べ全て黄い「素心蠟梅」は、
明治になってから中国から伝わった栽培品種もあります。 
また「蠟梅」の花言葉は「先導、先見」とされ、
晩冬(小寒から立春)の季語とされており、
酉年の鶏も夜明けを告げ、蠟梅の花言葉と同様に先を見通し、
今年の晩冬に最適な花になりませんか。
なお中国では、このロウバイとツバキ、ウメ、スイセンを
「雪中四花」と呼ぶそうです。

*すっかり素心蠟梅とばかり思っており、
スミマセンが、修正追加しております。(午後8時40分)

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