気軽に茶道をしてます。

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お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

三春の瀧桜の咲く大和文華館へ

2018-03-28 11:05:12 | 大和文華館
昨日は朝から自宅稽古、富山から帰ってくると近所の桜も満開、
玄関の色紙は「吉野龍田図屏風」部分(根津美術館蔵版1996)
 
全山埋め尽くす吉野の桜、その枝にかかる短冊に、春の曙の題に
建仁二年(1202)の千五百番歌合歌の一部が、
ほのぼのと花の横雲あけそめて桜にしらむみ吉野の山
          西園寺太政大臣(公経)(玉葉194)
訳)花の色合をした横雲がうっすらと明るくなり始め、
 吉野山は全山埋め尽くす桜によって白じらと姿を現してくる。

*なお吉野町の開花情報によれば、満開は中の千本で4月4日と

奈良の一番桜は、氷室神社の枝垂桜、25日に満開とのこと
奈良の二番桜?大和文華館の『三春の瀧桜』、
20日に咲き始め、25日にはもう満開になったそうで、
今年はあてになりませんね。でも早くいかないと・・・。

この親木は、エドヒガン系のベニシダレザクラで、1922(大正11)年
に国の天然記念物の指定を受け、 日本三大桜のひとつで
樹齢1000年以上とされる福島県三春町の『三春瀧桜
開花は4月10日と予報されており、現在は蕾堅しですね。


一足早く、例年より三足早くなりますが自宅稽古終了後に
大和文華館の三春瀧桜を訪れますと、なめこ壁に映る滝桜、
風情がありますね。でもこの暖かさ、今週いっぱいが見納め?。
  

門からのプロムナードにも滝桜の孫株が・・・
  上から

またミツバツツジや白木蓮と思いきやコブシ
 

園内には白木蓮がもう散り始め、

なおレンギョウやミズキは撮り忘れ
雪柳と桜、そして木瓜も
 

菊桃も咲き出しそうですね。

地面には菫?・・・

庭内は花盛りの「大和文華苑」になり、現在大和文華館では
特別企画展『生命の彩(いろどり)-花と生きものの美術-』
百花百獣の彩、花鳥の彩の数々が館内を彩っておりました。

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