気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

菓子は「乾山写し」「うすべに」で

2017-07-12 16:38:52 | 主菓子とお干菓子
今朝から蒸し暑く11時42分には34.4℃と今年の最高気温を。
その後急に黒雲と共に雨風が、開けていた南側の窓から吹込み
下は間に合ったのですが、二階は雑巾のお世話に・・・
でも雨のお蔭で気温は29℃まで一気に下がってくれ、
玄関の木槿も昨日は萎れていたのが咲いております。


先日の土曜日の自宅稽古のお話です。
四人様お集まりでしたので、”久しぶりに花月をしましょう”と
前日までに連絡済だったのですが・・
障子も外さないといけないし、もたもたし準備が進まず、
この天候ではと言い訳をして、
名水立て、梶の葉で葉蓋の扱いにさせていただきました。
   
床のしつらえは、お軸は「渓雲」東大寺元管長 清水公照筆、
お花は藪茗荷、木槿と水引で
 7/8⇒7/10
(十日の方が上手く活けれたのではないでしょうか。)
主菓子は、奈良樫舎さんからで、干菓子は京都菓子司 末富
「乾山写し絵替わり煎餅」と「うすべに」を。
 
HPによると「乾山写し」は琳派の世界を京焼に展開させた
尾形乾山の絵替り皿を麩焼き煎餅に写されており、
かろやかな味わいの麩焼き煎餅になります。
「うすべに」は、かろやかな薄い麩焼き煎餅の間に、
甘みを添えた梅肉を挟んだ干菓子で、サクサク感とともに
上品な酸味と甘みが、抹茶に合い、喜んで頂けました。

皆様お忙しくて、時間的にも丁度よろしかったようで、
一安心、次回は必ず「花月」をしましょうね。