気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

半夏生の日は、「風蘭」の香りで

2017-07-02 14:01:05 | 日記
今日は夏至から11日で雑節「半夏生」又はこの日から五日間と
さらに物忌みの日され、田植えで疲れた体を休める日とも。

相方の「今日はどこ行くの」といつもの皮肉にも負けずに
今月も一休寺の月釜に9時前に伺いました。
三席目でしたが、直ぐに待合いに入ることが出来ました。
七夕の趣向で、待合いのお軸は「翡翠」カワセミと柳に瀧が、
菓子は「七夕」で翠色の餡に黄色の星と短冊に葛が掛り、
棗は「飛雲」、茶杓は「綾錦」、香合は「出舟」銀閣寺古材
お花は透かし百合、木槿、半夏生、・・・
釜は四方筒型の四方雲龍釜、水差しは利茶土ミルグリム・・と
素晴らしいお道具の数々で、楽しませていただきました。

明日のお稽古の準備をしなくてはいけません。
軸を「渓雲」に

そして庭で「風蘭」が咲きだし、芳しい香りを醸し出しており、
 
松の木に風蘭もありかせ薫
            岡子規

そうでした。お茶事のお誘いを受けていたのですが、
残念な手紙を書かなくてはなりません。
終われば「半夏生」の何もない半日を、ぼんやりと・・・。
                    今日はここまで