今朝の最適気温は26.5℃と熱帯夜に・・・、
エアコンが切れると起きてしまい、さらに朝茶事に体も
時間に合わせるため、目覚ましを5時に設定。
一時間早く目覚め・・・より睡眠不足に
空いた時間で、気になっていた広間のサッシの掃除をし、
一汗も二汗も・・・
今朝の奈良も大気が不安定で、雲もかかっていますが、
蒸し暑く、お稽古に伺う8時半頃でもう30℃越えでした。
今日のお稽古は偶然にも朝茶事の嗜好でしたので、
有難い事に勉強させていただけます。いつも通りの時間に
おにぎり、コーヒーと麦茶を手に出かけ、
東大寺大仏殿の鴟尾さんにもごあいさつを。

教えていただいたことは、
最後のご飯は、必ず白ごはんになり、
時間を短縮するため、預け鉢は一つだけで、
生臭物は出さないほうが良いとのこと・・・
朝茶事の会記を少し考え直さないかもしれませんね。
菓子は、奈良「樫舎」さんの「萩の露」

雨が降り、庭の萩の花が・・・露に見えませんか?
(追加修正8/23)

そういえば、もう明日は「処暑」
9月7日の白露の前日までともされており、
早くこんな季節が訪れてほしいものですが・・・
昨日も朝からギラギラの天気の中、
出不精の相方を連れて、近くの公園まで散歩に。
まだまだ夏の風景ですね。
蝉も、数はへり静かになりましたが、依然として

蝶も、恋の季節を愉しんでいるのでしょうか?

でもよく見ると、蜘蛛の巣の蜘蛛も少し大きくなり、
日差しも、やや斜めに射し込んでいますね。

秋の足音がそろそろ聞こえてきそうですね。
モミジや「タムシバ」も色付き始め?

タムシバ
天気予報はまだまだ夏が続きそうですが?
エアコンが切れると起きてしまい、さらに朝茶事に体も
時間に合わせるため、目覚ましを5時に設定。
一時間早く目覚め・・・より睡眠不足に

空いた時間で、気になっていた広間のサッシの掃除をし、
一汗も二汗も・・・
今朝の奈良も大気が不安定で、雲もかかっていますが、
蒸し暑く、お稽古に伺う8時半頃でもう30℃越えでした。
今日のお稽古は偶然にも朝茶事の嗜好でしたので、
有難い事に勉強させていただけます。いつも通りの時間に
おにぎり、コーヒーと麦茶を手に出かけ、
東大寺大仏殿の鴟尾さんにもごあいさつを。

教えていただいたことは、
最後のご飯は、必ず白ごはんになり、
時間を短縮するため、預け鉢は一つだけで、
生臭物は出さないほうが良いとのこと・・・
朝茶事の会記を少し考え直さないかもしれませんね。
菓子は、奈良「樫舎」さんの「萩の露」



雨が降り、庭の萩の花が・・・露に見えませんか?
(追加修正8/23)

そういえば、もう明日は「処暑」
9月7日の白露の前日までともされており、
早くこんな季節が訪れてほしいものですが・・・
昨日も朝からギラギラの天気の中、
出不精の相方を連れて、近くの公園まで散歩に。
まだまだ夏の風景ですね。
蝉も、数はへり静かになりましたが、依然として


蝶も、恋の季節を愉しんでいるのでしょうか?


でもよく見ると、蜘蛛の巣の蜘蛛も少し大きくなり、
日差しも、やや斜めに射し込んでいますね。


秋の足音がそろそろ聞こえてきそうですね。
モミジや「タムシバ」も色付き始め?



天気予報はまだまだ夏が続きそうですが?
奈良は真夏並みの日差しで、残暑が厳しいですね。
でも、関東から東北は「やませ」の影響で冷夏だそうで、
雨が続き日照量が少なく、米作に病気が発生し悪影響が
1993年以来の米の不作が心配ですね。
そして都心では今日は豪雨に、雹も降ったとか。
いつまで、このお天気続くのでしょうか?
今日のお稽古は、一人の予定が嬉しいことに、時間が取れ
お稽古に伺いたいということで二人になっていたのですが
時間が取れた方だけに、この方は久しぶりのお稽古、
あまりの暑さに洗い茶巾にさせて頂きました。

主菓子は「能登おもたせ」加賀屋さんで、
能登産の大納言小豆を丁寧に炊き上げられており、
それを黒砂糖を溶かした葛の中に入れられていました。

干菓子もちゃんと用意してありますよ。

最後までシュンシュンと良く湧いており、よいお稽古で

いろんなお話も伺えましたが、わたしのとって
「お茶」を続けて頂けることが、一番嬉しいことです。
そして、お稽古が終わるや否や、里帰りしていた三男坊が
元気を取り戻し帰って行きました。8日間も(やれやれ)
いろいろありましたが、健康が一番ですね。
仕事に、そして子育てに夫婦そろって頑張ってくださいね。
でも、関東から東北は「やませ」の影響で冷夏だそうで、
雨が続き日照量が少なく、米作に病気が発生し悪影響が
1993年以来の米の不作が心配ですね。
そして都心では今日は豪雨に、雹も降ったとか。
いつまで、このお天気続くのでしょうか?
今日のお稽古は、一人の予定が嬉しいことに、時間が取れ
お稽古に伺いたいということで二人になっていたのですが
時間が取れた方だけに、この方は久しぶりのお稽古、
あまりの暑さに洗い茶巾にさせて頂きました。



主菓子は「能登おもたせ」加賀屋さんで、
能登産の大納言小豆を丁寧に炊き上げられており、
それを黒砂糖を溶かした葛の中に入れられていました。


干菓子もちゃんと用意してありますよ。


最後までシュンシュンと良く湧いており、よいお稽古で

いろんなお話も伺えましたが、わたしのとって
「お茶」を続けて頂けることが、一番嬉しいことです。
そして、お稽古が終わるや否や、里帰りしていた三男坊が
元気を取り戻し帰って行きました。8日間も(やれやれ)
いろいろありましたが、健康が一番ですね。
仕事に、そして子育てに夫婦そろって頑張ってくださいね。
奈良の最低気温は26.5℃と熱帯夜になり、
寝苦しい夜で、朝からも日差しはギラギラと、
梅の土用干しには良い日、早速ひとつずつ汁をとり
縁側に並べます。
『走り出せ雲見送りて梅を干す』
愚句

さあ次は朝から自宅稽古に来られますので、準備を
でも汗がしたたり落ちてきます。ふと見た
デジタルカレンダーの室温表示は、9時で29.5℃と、
暑いはずです!がんばらなければね。
竹花入れに、木槿、黒花蠟梅と藪茗荷を飾り

今日も名水点に。

うれしいことに稽古場に入られて、幣の下がった
注連縄が張られた釣瓶水指と濃茶入れでお判りでした。
菓子は水牡丹なのですが、「滴り」と名付けており、

「したたり」は京都祇園祭の菊水鉾さんで出される菓子
その祇園さんも今日31日の「疫神社夏越祭」で終わりに。

後片付けに、釜の底の汚れに気が付きました。
炭を使うからなんですね。棕櫚のたわしできれいに、
これからも使わせていただきますよ。
寝苦しい夜で、朝からも日差しはギラギラと、
梅の土用干しには良い日、早速ひとつずつ汁をとり
縁側に並べます。
『走り出せ雲見送りて梅を干す』
愚句

さあ次は朝から自宅稽古に来られますので、準備を
でも汗がしたたり落ちてきます。ふと見た
デジタルカレンダーの室温表示は、9時で29.5℃と、
暑いはずです!がんばらなければね。
竹花入れに、木槿、黒花蠟梅と藪茗荷を飾り


今日も名水点に。

うれしいことに稽古場に入られて、幣の下がった
注連縄が張られた釣瓶水指と濃茶入れでお判りでした。
菓子は水牡丹なのですが、「滴り」と名付けており、

「したたり」は京都祇園祭の菊水鉾さんで出される菓子
その祇園さんも今日31日の「疫神社夏越祭」で終わりに。

後片付けに、釜の底の汚れに気が付きました。
炭を使うからなんですね。棕櫚のたわしできれいに、
これからも使わせていただきますよ。
蒸し暑いさなか、第4回目の茶道サークルへ
菓子は昨年も作った、観世水で涼を呼ぶ錦(金)玉寒、
甘い寒天の中に、仏語で「フランボワーズFramboise」、
英語では「ラズベリーRaspberry」の実をいれました。

観世水(かんぜみず)には(虎屋さんより一部改変)
足利義満が能楽の観世大夫に与えた屋敷には名水の誉れ
高い井戸があり、観世井(かんぜい)と称しました。
伝説としてその井戸に龍が舞い降りてきて以来、水が動き
美しい波紋の渦巻きができ、白蛇さまが棲まれていると。
*一説には深い井戸で地下水の合流地点にあたるからと
渦巻水(うずまきみず)を意匠化した観世水(かんぜみず)は、
仕舞扇・謡本の水巻模様として使われております。
少し残ったので、孫にでも

相方に試食してもらうと、
”酸味が強すぎてお茶の味が”とけなされますが・・・さて
茶道サークルでは、見学の方も含めて集まられており
立礼、薄茶平点前をさせていただきました。
お軸は「清流無間断」で、
”清らかな水は絶え間なく流れ、葉を枯らすことはなく
精進修行の大切さを語り、不断の努力が必要ですね”と
菓子は観世水[フランボワーズの錦(金)玉寒]に団扇を

皆さまは、”美味しい”と・・・
暑い日には、うってつけの菓子になりました。
もう一時過ぎ、蒸すと思っていると雨が・・・
名古屋では大変な雨量だとか、何事も無きように
昼からお稽古があり、お茶箱の準備をしなくてはね。
菓子は昨年も作った、観世水で涼を呼ぶ錦(金)玉寒、
甘い寒天の中に、仏語で「フランボワーズFramboise」、
英語では「ラズベリーRaspberry」の実をいれました。


観世水(かんぜみず)には(虎屋さんより一部改変)
足利義満が能楽の観世大夫に与えた屋敷には名水の誉れ
高い井戸があり、観世井(かんぜい)と称しました。
伝説としてその井戸に龍が舞い降りてきて以来、水が動き
美しい波紋の渦巻きができ、白蛇さまが棲まれていると。
*一説には深い井戸で地下水の合流地点にあたるからと
渦巻水(うずまきみず)を意匠化した観世水(かんぜみず)は、
仕舞扇・謡本の水巻模様として使われております。
少し残ったので、孫にでも

相方に試食してもらうと、
”酸味が強すぎてお茶の味が”とけなされますが・・・さて
茶道サークルでは、見学の方も含めて集まられており
立礼、薄茶平点前をさせていただきました。
お軸は「清流無間断」で、
”清らかな水は絶え間なく流れ、葉を枯らすことはなく
精進修行の大切さを語り、不断の努力が必要ですね”と


菓子は観世水[フランボワーズの錦(金)玉寒]に団扇を

皆さまは、”美味しい”と・・・
暑い日には、うってつけの菓子になりました。
もう一時過ぎ、蒸すと思っていると雨が・・・
名古屋では大変な雨量だとか、何事も無きように
昼からお稽古があり、お茶箱の準備をしなくてはね。
今朝から蒸し暑く11時42分には34.4℃と今年の最高気温を。
その後急に黒雲と共に雨風が、開けていた南側の窓から吹込み
下は間に合ったのですが、二階は雑巾のお世話に・・・
でも雨のお蔭で気温は29℃まで一気に下がってくれ、
玄関の木槿も昨日は萎れていたのが咲いております。

先日の土曜日の自宅稽古のお話です。
四人様お集まりでしたので、”久しぶりに花月をしましょう”と
前日までに連絡済だったのですが・・
障子も外さないといけないし、もたもたし準備が進まず、
この天候ではと言い訳をして、
名水立て、梶の葉で葉蓋の扱いにさせていただきました。
床のしつらえは、お軸は「渓雲」東大寺元管長 清水公照筆、
お花は藪茗荷、木槿と水引で
7/8⇒
7/10
(十日の方が上手く活けれたのではないでしょうか。)
主菓子は、奈良樫舎さんからで、干菓子は京都菓子司 末富
「乾山写し絵替わり煎餅」と「うすべに」を。

HPによると「乾山写し」は琳派の世界を京焼に展開させた
尾形乾山の絵替り皿を麩焼き煎餅に写されており、
かろやかな味わいの麩焼き煎餅になります。
「うすべに」は、かろやかな薄い麩焼き煎餅の間に、
甘みを添えた梅肉を挟んだ干菓子で、サクサク感とともに
上品な酸味と甘みが、抹茶に合い、喜んで頂けました。
皆様お忙しくて、時間的にも丁度よろしかったようで、
一安心、次回は必ず「花月」をしましょうね。
その後急に黒雲と共に雨風が、開けていた南側の窓から吹込み
下は間に合ったのですが、二階は雑巾のお世話に・・・
でも雨のお蔭で気温は29℃まで一気に下がってくれ、
玄関の木槿も昨日は萎れていたのが咲いております。

先日の土曜日の自宅稽古のお話です。
四人様お集まりでしたので、”久しぶりに花月をしましょう”と
前日までに連絡済だったのですが・・
障子も外さないといけないし、もたもたし準備が進まず、
この天候ではと言い訳をして、
名水立て、梶の葉で葉蓋の扱いにさせていただきました。



床のしつらえは、お軸は「渓雲」東大寺元管長 清水公照筆、
お花は藪茗荷、木槿と水引で



(十日の方が上手く活けれたのではないでしょうか。)
主菓子は、奈良樫舎さんからで、干菓子は京都菓子司 末富
「乾山写し絵替わり煎餅」と「うすべに」を。


HPによると「乾山写し」は琳派の世界を京焼に展開させた
尾形乾山の絵替り皿を麩焼き煎餅に写されており、
かろやかな味わいの麩焼き煎餅になります。
「うすべに」は、かろやかな薄い麩焼き煎餅の間に、
甘みを添えた梅肉を挟んだ干菓子で、サクサク感とともに
上品な酸味と甘みが、抹茶に合い、喜んで頂けました。
皆様お忙しくて、時間的にも丁度よろしかったようで、
一安心、次回は必ず「花月」をしましょうね。
豪雨によるすさまじい災害の爪痕と人的被害が・・・
言葉になりません。
今日も北九州にまで豪雨で、土砂災害の危険性が・・・
人的被害を防ぐには、早めの避難しかありません。
ところでハンブルグ響は週末九州での演奏会の予定で、
今日は福岡シンフォニーホールでの予定なのですが?
明日土曜日は鹿児島、日曜佐賀で日本公演は終わりに。
全てにブラームスの交響曲 第1番ハ短調Op.68が演奏され、
圧倒的な音圧で、梅雨前線を吹き飛ばしてくれませんか?
そういえば昨日お稽古中、先生も週末九州での行事に
参加される予定とのことで、本当に心配されておりました。
そのお稽古ですが、朝は『濃茶付花月之式』、
菓子は奈良「樫舎」さん、名を聞いておらず、
「糸遊び?」あるいは星があり「天の川」でしょうか?

七夕に相応しい菓子になりますね。
昼からは『員茶の式』を教えて頂けたのですが・・・
一年半ぶり三回目になり前回同様、直ぐには思い出せず、
員茶は寛いだ中でするものなのですが・・・
しばしの後に、思い出し事なきとなりました。
でも帰り着くとすぐに、成書を取り出し復習に。

偈頌は、『老倒疎慵無事日 閑眠高臥対青山』で、
なにもかも洗い流したかのような心境をあらわしています。
流すと言えば、流しそうめんのおいしい季節になりました。
今日頂くと。「七夕そうめん」といわれます。そのもとは
素麺の元とされる「索餅」が由来とされます。
「7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」
この古代中国の伝説の「索餅」が奈良時代以前に日本に伝り
*世界最古の文献は、紀元200年頃の後漢の字書「釈名」で
日本では正倉院文書が最初で、長屋王跡からの木簡や
平安中期の源順「和名類聚抄」にも
神田雑学大学より
千年も前から七夕の行事食「七夕そうめん」になり、
天の川や織姫の織り糸に見立てることもできますから、
今晩は、オクラを星にみたててみましょうか。
国立国会図書館,和名類聚抄より
でも今夜の夜空は、七夕を見られる確率は10%と、
天の川は見えそうにありませんが、東の空に向い
願いは一つ、九州での豪雨が収まりますように!
言葉になりません。
今日も北九州にまで豪雨で、土砂災害の危険性が・・・
人的被害を防ぐには、早めの避難しかありません。
ところでハンブルグ響は週末九州での演奏会の予定で、
今日は福岡シンフォニーホールでの予定なのですが?
明日土曜日は鹿児島、日曜佐賀で日本公演は終わりに。
全てにブラームスの交響曲 第1番ハ短調Op.68が演奏され、
圧倒的な音圧で、梅雨前線を吹き飛ばしてくれませんか?
そういえば昨日お稽古中、先生も週末九州での行事に
参加される予定とのことで、本当に心配されておりました。
そのお稽古ですが、朝は『濃茶付花月之式』、
菓子は奈良「樫舎」さん、名を聞いておらず、
「糸遊び?」あるいは星があり「天の川」でしょうか?


七夕に相応しい菓子になりますね。
昼からは『員茶の式』を教えて頂けたのですが・・・
一年半ぶり三回目になり前回同様、直ぐには思い出せず、
員茶は寛いだ中でするものなのですが・・・
しばしの後に、思い出し事なきとなりました。
でも帰り着くとすぐに、成書を取り出し復習に。

偈頌は、『老倒疎慵無事日 閑眠高臥対青山』で、
なにもかも洗い流したかのような心境をあらわしています。
流すと言えば、流しそうめんのおいしい季節になりました。
今日頂くと。「七夕そうめん」といわれます。そのもとは
素麺の元とされる「索餅」が由来とされます。
「7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」
この古代中国の伝説の「索餅」が奈良時代以前に日本に伝り
*世界最古の文献は、紀元200年頃の後漢の字書「釈名」で
日本では正倉院文書が最初で、長屋王跡からの木簡や
平安中期の源順「和名類聚抄」にも

千年も前から七夕の行事食「七夕そうめん」になり、
天の川や織姫の織り糸に見立てることもできますから、
今晩は、オクラを星にみたててみましょうか。

でも今夜の夜空は、七夕を見られる確率は10%と、
天の川は見えそうにありませんが、東の空に向い
願いは一つ、九州での豪雨が収まりますように!
文月朔日の朝に創った文月の菓子は・・・
この季節ですから『水牡丹』ですね。

餡を吉野葛で包み込むだけのシンプルさで、つるん・ぷるんと
した食感とともに餡と葛本来の味や美しさが問われます。
いかがでしたでしょうか?。
実は月末の夕方造るつもりが、あれっ本葛粉がありません。
急いで近くのコープへ走ると、100g「本葛入り葛粉」しかなく、
大きなスーパーに足を延ばすと50g本葛100%「吉野本葛」だけ

商品の名前って、葛粉、本葛粉、吉野葛、吉野本葛、
ややこしいですね。
「吉野本葛」「吉野葛」の表記については、
公正取引委員会では
”葛根の澱粉100%の物を「吉野本葛」といい、葛粉に甘藷澱粉
(サツマイモ)を混ぜた物を「吉野葛」とされており、割合と
しては、葛粉が全体量の50%以上になっているものをいう。”
そして特許庁は
”平成19年7月に、吉野葛製造事業協同組合に特許庁における
地域団体商標制度に登録が認められております。”
吉野本葛と名乗る商品でもお値段は何倍かの差があります。
この吉野本葛のなめらかな食感は、粉の粒子の細かさに由来し、
製法も、「森野吉野葛本舗」さんによると
葛の根に含まれる澱粉を、極寒期に地下水のみで繰り返し精製
これを吉野晒しといいその後乾燥させてつくられます。
HPより
なお「吉野本葛」については創業140年の奈良『天極堂』さんが、
2010年度、2011年度、2012年度のモンドセレクションを
3年連続金賞受賞 されております。
葛粉は小麦粉の代用としてグルテンフリーの生活にも有用との
ことで、ますます、吉野本葛を奈良市まで買いに行かなくては!
この季節ですから『水牡丹』ですね。


餡を吉野葛で包み込むだけのシンプルさで、つるん・ぷるんと
した食感とともに餡と葛本来の味や美しさが問われます。
いかがでしたでしょうか?。
実は月末の夕方造るつもりが、あれっ本葛粉がありません。
急いで近くのコープへ走ると、100g「本葛入り葛粉」しかなく、
大きなスーパーに足を延ばすと50g本葛100%「吉野本葛」だけ


商品の名前って、葛粉、本葛粉、吉野葛、吉野本葛、
ややこしいですね。
「吉野本葛」「吉野葛」の表記については、
公正取引委員会では
”葛根の澱粉100%の物を「吉野本葛」といい、葛粉に甘藷澱粉
(サツマイモ)を混ぜた物を「吉野葛」とされており、割合と
しては、葛粉が全体量の50%以上になっているものをいう。”
そして特許庁は
”平成19年7月に、吉野葛製造事業協同組合に特許庁における
地域団体商標制度に登録が認められております。”
吉野本葛と名乗る商品でもお値段は何倍かの差があります。
この吉野本葛のなめらかな食感は、粉の粒子の細かさに由来し、
製法も、「森野吉野葛本舗」さんによると
葛の根に含まれる澱粉を、極寒期に地下水のみで繰り返し精製
これを吉野晒しといいその後乾燥させてつくられます。

なお「吉野本葛」については創業140年の奈良『天極堂』さんが、
2010年度、2011年度、2012年度のモンドセレクションを
3年連続金賞受賞 されております。
葛粉は小麦粉の代用としてグルテンフリーの生活にも有用との
ことで、ますます、吉野本葛を奈良市まで買いに行かなくては!
昨日の奈良は今夏の最高気温32.6℃と暑く、夜も蒸し暑さで
なかなか寝付けず、だるーい朝を迎え寝室でだらだらと・・
どんな菓子を作ろうかと思案しますが、時間だけが過ぎ、
時差ぼけ解消に時間のかかる年齢になりました。
今日の自宅稽古は昼過ぎからで大助かり。

やっと体を動かし、出来上がった菓子の名は、

今が盛んと咲き誇る紫陽花の別名「よひら」??

四片の小さな花が丸く集まった形から『手毬花』と。
でもオオデマリの別名とも被りますからご注意を。
『膝小僧抱へる仕種手毬花』 森下康子
奈良で紫陽花寺といえば「矢田寺」そして長谷寺等ですが、
こんな句が詠まれておりました。
『高円山の麓の寺の手毬花』 浅井敦子

「百毫寺」のことで関西花の寺二十五霊場、第18番札所。
山門の萩が有名なのですが、紫陽花も隠れた名所ですね。
それともう一つ、お出しした焼菓子は、
岡山県井原市の銘菓「やまんぼう」久津間製菓さんです。


箱の裏書には、故備前焼作家「藤原啓」氏の言葉が添えられ
中に手造りされた素朴なながーいお饅頭、つぶし餡に栗が入り、
そぼろ生地で巻かれた上に芥子の実が載っており、
甘くなく、パイ様の独特な風味も感じられました。
なかなか寝付けず、だるーい朝を迎え寝室でだらだらと・・
どんな菓子を作ろうかと思案しますが、時間だけが過ぎ、
時差ぼけ解消に時間のかかる年齢になりました。
今日の自宅稽古は昼過ぎからで大助かり。

やっと体を動かし、出来上がった菓子の名は、


今が盛んと咲き誇る紫陽花の別名「よひら」??

四片の小さな花が丸く集まった形から『手毬花』と。
でもオオデマリの別名とも被りますからご注意を。

『膝小僧抱へる仕種手毬花』 森下康子
奈良で紫陽花寺といえば「矢田寺」そして長谷寺等ですが、
こんな句が詠まれておりました。
『高円山の麓の寺の手毬花』 浅井敦子

「百毫寺」のことで関西花の寺二十五霊場、第18番札所。
山門の萩が有名なのですが、紫陽花も隠れた名所ですね。
それともう一つ、お出しした焼菓子は、
岡山県井原市の銘菓「やまんぼう」久津間製菓さんです。



箱の裏書には、故備前焼作家「藤原啓」氏の言葉が添えられ
中に手造りされた素朴なながーいお饅頭、つぶし餡に栗が入り、
そぼろ生地で巻かれた上に芥子の実が載っており、
甘くなく、パイ様の独特な風味も感じられました。
今日は予定通りの梅雨入りになりましたね。
庭の紫陽花も雨に濡れております。

この紫陽花もあっという間に
『紫陽花の末一色となりにけり』
小林一茶
昨日は私のスケジュールの思い違いから、急なお願いで、
稽古日を一週間前倒しにしていただけました。
六月で、お稽古は月一回とお忙しい方々ですから、菓子は、
半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災をお祈りして
「水無月」をお出ししなければなりません。
慌てて前日の夕方からは「水無月」を作りはじめました。

出来上がりましたが、小豆が煮過ぎたのでしょうか?
さらに鶴屋八幡さんの丹波大納言小豆の「山清水」も
糖蜜に浸された小豆を寒天と砂糖で包み込まれており、
水無月とよく似ておりますね。
鶴屋八幡HPより
お稽古は、長板総荘の薄茶と濃茶をさせて頂きましたが、
「水無月」本当のところ、いかがでしたでしょうか。
『水無月の和菓子三角祈りけり』
愚句
庭の紫陽花も雨に濡れております。


この紫陽花もあっという間に
『紫陽花の末一色となりにけり』
小林一茶


昨日は私のスケジュールの思い違いから、急なお願いで、
稽古日を一週間前倒しにしていただけました。

六月で、お稽古は月一回とお忙しい方々ですから、菓子は、
半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災をお祈りして
「水無月」をお出ししなければなりません。
慌てて前日の夕方からは「水無月」を作りはじめました。


出来上がりましたが、小豆が煮過ぎたのでしょうか?
さらに鶴屋八幡さんの丹波大納言小豆の「山清水」も
糖蜜に浸された小豆を寒天と砂糖で包み込まれており、
水無月とよく似ておりますね。


お稽古は、長板総荘の薄茶と濃茶をさせて頂きましたが、
「水無月」本当のところ、いかがでしたでしょうか。
『水無月の和菓子三角祈りけり』
愚句