大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

第3回 外秩父トレイルラン(たまる)

2015-05-30 09:25:21 | 外秩父トレイルラン
3週間も前のことだけども、トレイルの大会の書き込みって少ないので参考までに。


出場経緯
一個上のキャプテンや同学年の山ガールが中心となってホノマラに広まったトレイル。なんでもフルの距離以上のトレイルをウルトラトレイルと呼ぶって話を聞き、一回くらいウルトラトレイルに出たいと思っていて見つけたのがこの大会。
調べてみると、エイドが多く(43 kmで7つ)充実してそうなこと、制限時間が10時間と長いこと、近場なので走ったその日に帰ってこれること(残念ながら前泊はひつようだった)、などがわかったのでエントリー。主催の団体が、200kmくらい走る有名な某大会を主催しているってのも一応の安心材料。あと、日程的にほかの出たい大会とかぶってなかったのもよかった。


直前まで
トレイルの練習は、3月に先輩と一緒に奥多摩~武蔵五日市間を走ったのと大会一週間前に高尾~陣馬の往復をしたくらい。奥多摩~武蔵五日市のときには、走り方などを先輩に聞けたのが大きな収穫だった。高尾~陣馬は、買ってから一度も履いてなかったトレランシューズを慣らしておく目的で実施。練習というより散策みたいな感じでのんびり歩いたり走ったり。
ロードの練習はぼちぼち。


前日
走らなかったけどサークル行ってアフターズまでいた。自宅からだと始発で間に合わないので、駒込在住の師匠の家に泊めさせてもらうことにした。お世話になりました。日付が変わる前には寝たと思う。

当日
4時30分起床。家主を起こさないように静かに準備して出発。始発電車でスタート会場の寄居駅へ。道中で朝ごはん。7時過ぎ着。駅の目の前で受付。準備。
リュックにいれる飲み物はペットボトルでスポドリ500 mLと特茶500 mL。途中のエイドでスポドリとお茶をそれぞれ250 mLずつくらい補給した。
食糧も一口羊羹なり煎餅なりたくさん持って走った。が、こちらはエイドが充実していたので、ほとんど使う必要がなかった。塩タブレットを3つくらい食べただけ。まあ、もっているという安心感は大きかったかも。
あと、ズボンのポケットに地図、リュックに携帯電話、財布、カメラなどをいれておいた。
地図は、高低図やエイドの場所を確認するために適宜見たので、出し入れしやすい場所にいれておいて正解だった。
タイムはリストバンド型のチップでチェックポイントごとにピッとやる方式。気付かない間に落としやすいらしいので、腕時計の上腕部につけて走った。


今大会の第一の目標は楽しむこと。富士五湖の途中リタイアでモチベーションが下がっていたので、気分転換になればいいと思っていた。
目標タイムは、過去の参加者の記録から一応7時間くらい。ただ43 kmと長いのと、トレイルがどれくらいきついのかわからなかったのとで、とりあえずは前半突っ込まないことを意識した。

Start~A1…43:00 (7.0 km)
A1~A2…36:00 (4.0 km)
A2~A3…43:00 (5.6 km)
A3~A4…47:50 (5.2 km)
A4~A5…53:20 (5.3 km)
A5~A6…67:20 (7.2 km)
A6~A7…34:10 (5.0 km)
A7~finish…41:35 (3.7 km)
Finish…6:06:08

タイムはおおよその時間。エイド休憩時間(各4分くらい)も含む。


委員長の注意事項の説明のあと、さりげないカウントダウンでスタート。のんびりした感じ。参加者も少ないので混雑している感じがしないのもいい。

初めの7 kmは主に市街地のロードを走る。ここである程度集団をばらけさせ、トレイルでの渋滞を減らす目的があるよう。距離表示なくてわからないがたぶん6 min/kmくらいのペース。途中、信号待ち。速すぎないように意識。この区間のロードの登りで既に歩いてる人が多かったので、傾斜が急な部分は自分もつられて歩く。第一エイドA1へ。

この大会は、エイドの充実さがすごかった。リンゴジュース、ブドウジュース、コーラなど豊富な種類のドリンクに加え、各エイドでサンドイッチやマフィンなどの食べ物が並んでいます。注意する点がマイカップを所持すること。エイドに紙コップはなかった。
A1では、普段はめったに飲まないのでブドウジュースを飲んだ。あとはかりんとうを少し食べてゆっくりした。エイドの充実具合に感動しつつ2分くらい休憩。

A1のあとはすぐにトレイルのコースへ。前の人が歩いているので、登りはひたすら前の人についていくだけの作業。時折、前の人が道を譲ってくれたり、広い道に出たりしたときは前に行くようにしてたけど、無理はしないように気を付けた。トレイルの登りももちろんあったが、ロードの登りが多かった印象。登った後の開けている場所で写真を撮ったりしてたらいつの間にかA2へ。

A2は神社の目の前。お稲荷さんや梅干しを食べた。靴紐をきつく締めるなどだらだらしてたら4分くらい滞在。
このあとは、同じようにロード走ったりトレイル走ったりが繰り返すような感じ。トレイルの登りは基本的にはてくてく歩いて登った。

A3は牧場の近く。マフィンをもらったら、生クリームいかがですか?って聞かれたのでせっかくだしつけてもらった。甘いものは美味しい。
このエイドを出たあたりで地図見ながら走ってたらほかの人に呼び止められて、何だろうって思ったらロードからトレイルへの入り口を見落としてた。あぶない。ここもロードとトレイルの繰り返し。そんなこんなで次のエイドへ。

A4は、団子があったので迷わず一串もらって食べた。お汁粉もあるから、といわれてもらったらマンゴーゼリー入り。意外と美味しかった。ここでトイレ。
このエイドのあとが、急な階段。一段一段が高くて手すりがついてる。手すりを使いながら登った。確かこの区間だけど、途中で奥武蔵グリーンラインにでた。ロードの部分は長くて緩やかな坂。つかれ始めてる脚にはつらい。ロードでもところどころで歩いた。来月この辺りを走るって考えるとつらくなった。トレイルの登りに差し掛かったときに脚の裏側が張ってて、疲れがたまってることを実感した。でも残りは半分もないって考えるとちょっとは気が楽。

A5では、ポテトサラダ挟んだサンドイッチをもらったりお菓子もらったり。ペットボトルにスポドリ補給。次のエイドにフルーツポンチがあるって聞いて頑張ろうと思った。
この辺りからタイムも意識し始める。ここからは下り基調なはずなので、6時間台が出そうな気がした。でも、調子のって脚がつるのは怖かったので慎重に進む。途中に岩がごろごろしてるところがあって怖かった。あとこの辺りは前後に人が見えないことも多く、本当に道があっているか心配になることもたびたびあった。
途中のロードで近くを走ってたおにいさんに話しかけて、そのあとずっと話しつつも引っ張ってもらった。下りのトレイルのコース取りとか後ろから見てて勉強になった。

おにいさんに引っ張ってもらいながらA6へ。フルーツポンチ!マイカップに入れてもらって食べた。美味しい。ペットボトルにお茶を補給。写真撮ったりして出発。
このエイド出たすぐあとが下りのトレイルだったが、大きめの石がごろごろしていてあまりスピードを出せなかったのは残念。躓きそうでこわかった。躓きそうになって踏ん張ったらつりそうになった。倒木もちらほら。

下り基調でたまに登り、を繰り返したら最終のA7へ。そうめんエイド。2杯ももらった。この時点で39.3 kmを5時間30分切るくらい。予想以上にいいタイム。6時間くらいでゴールできるかもって一瞬考えた。最後のエイドって思うと惜しい気がして長めの休憩。

このエイドの後がこのレースで一番大変だった。今までは、ある程度「整備」されていた道だったけど、ここからは、本当に道なの?っていう道。草は茂ってて、倒木を跨がなくてはならないし、坂は急だし、つらい。6時間は切れなさそうで、ただ6.5時間は歩いてもきれる、と思うと目標がなくなった。残り少しでゴールっていうのを唯一の救いに進んだ。やっと登りが終わって(永遠に続くかと思った、、、)、下りに入ったらなんとか走れる。それに時間も思ったより悪くなかったので最後は頑張ることに。傾斜が緩やかな下りなので気持ちよくとばせた。で、ゴール。サブ6はできなかった。

ゴール後も食べ物飲み物が充実している上に、ゴール地点は入浴施設の目の前、尚且つ参加賞で入浴券をもらっているので、ゴール後少し休憩した後すぐにお風呂へ。時間が早かったので、お風呂も混む前に入れて満足でした。


まとめ
43 kmのトレイルではあるけれども、そこまで長い印象はうけなかったです。たぶん、前半7 kmがロードだったこと、中盤もロードでの登りがそこそこあったこと、がっつり登るとこがないこと(その分小刻みなアップダウンが多かった)、などが要因かと。タイムを狙わなかった分、精神的な余裕があったことも大きいかも。全体を通して、つらかったというよりも楽しかった。それでも筋肉痛はひどく、一週間近く階段の上り下りがつらかったです。
最近、ロードのウルトラを走ってもあまりちやほやされなくなってきたけど(むしろ58kmで甘えって言われた)、ウルトラトレイルは出てる人がまだ少ないので、もしかしたら話題にはなりやすいかもですね。

おわり

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