大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

えちごくびき野100kmマラソン(あお)

2016-10-13 00:59:04 | えちごくびき野100...
えちごくびき野100kmマラソン(2016/10/9)

1km 5:20
2km 5:02
3km 5:16
4km 5:14
5km 4:58(0~5km:25:49)
6km 5:22
7km 5:17
8km 5:12
9km 5:12
10km 5:18(52:10,5~10km:26:21)
15km 26:16
20km 26:17(1:44:43)
25km 26:10
30km 26:51(2:37:43)
35km 28:26
40km 27:59(3:34:09)
45km 30:16
50km 27:36(4:32:00)
55km 34:43
60km 34:43(5:41:26)
65km 30:33
70km 38:03(6:50:02)
75km 42:46
80km 43:03(8:15:51)
82km 19:57
84km 23:46
85km 8:47(80~85km:52:30)9:08:21
86km 9:47
88km 12:57
90km 16:31(9:47:36,85~90km:39:15)
91km 5:55
92km 6:38
94km 15:52
95km 7:09(90~95km:35:33)10:23:09
96km 5:46
97km 5:55
98km 4:45
99km 7:53
100km 5:49(95~100km:30:06,後半6:21:15)
10:53:18(自己ワースト、6:32/km)

3年の青です。
秋田に引き続き大会録書きました。凡走ではありましたが、今回出た皆に大会録書いてもらうきっかけになればいいなと思ったと、えちごが終わって沈んでいる自分の気持ちを整理するつもりで書いてます。
いつもの大会録のコピペみたいな感じなので適当に読み飛ばして下さい。

【出場の経緯】
2年前に出た人たちの大会録を見てエイドとか魅力的だし楽しそうだなと思ったのがきっかけだった。当初は秋田に行く人がほとんどだろうから、こっちはいつものメンバー+αでの遠征みたいな感じになるのかなと思ってたけど、人が人を呼び、秋田からえちごへ、60kmから100kmへ、どんどん人が流れて気がつけば30人超の大所帯。
ただただ驚くばかりだったし、秋田の勧誘に失敗して自分の人望のなさが明らかになってしまったので少し悲しかったけれど、これだけ多くのホノマラーと一緒に100kmに出られることは嬉しかったし、自分自身もともとえちごはファンランのつもりだったけど目標に向けて頑張る時間を皆と共有したいなと思うようになってそこそこタイムを狙ってみることにした。

【練習】
秋田の大会録に書いたので割愛します。えちごの前にやった距離練のこととかは誰かがきっと書いてくれるでしょう。秋田の後の2週間は、

9/26
帰京。大会当日は普通に歩けたのに翌日になってみると右足裏とか両足の爪3本くらいとか筋肉痛とかがひどい。

9/27,28
バイト辛い

9/29,30
筋肉痛は改善。足裏と爪が痛いままだったのと、風邪を発症したので休走

10/1
通常練5周jog
足の痛みは治ったが、走るとつりそうな感じ。

10/2~4
風邪が辛かったので休走。

10/5
通常練7周jog(ゆっくり)、調子はまあまあ。

10/6
5kmjog(ゆっくり)

10/7
10kmjog(5:40/kmくらい)、足動かないし、走ってる途中に咳き込んだりして思ったより調子悪いかも。

という感じで過ごした。秋田の疲労はさほど残っていないように感じていた一方で、カーボローディングしたりレースペースに慣れる練習ができなかったのみならず風邪で少なからず身体が弱っているような感じであったが、去年の秋田も前日までひどい風邪で当日走っているうちに何とかなったし、今回もまあ走っているうちに治るだろうと思っていた。


【レースプラン】
秋田との2連戦ということで、それぞれ違うレースプランで臨んでみることに。後半が短い&下りの秋田は前半突っ込んでも後半ある程度もつだろうと考えられた一方で、えちごは中盤のアップダウンまでに疲れると50~60kmで心折れそうだったので、前半抑えめに入って、後半もイーブンに近いくらいで刻んでいくことを目標にすることにした。えちごに出た人たちのブログやjog noteを漁って、5kmごとのラップの目安を

27-27-27-27-27-27-27-30-30-32-32-27-28-29-28-28-28-28-28+rest5分
Total:9:30

という感じで設定。秋田の後半の走りから、前半抑えて、ほとんどの人が苦戦している50~60kmの3つ目、4つ目の峠を心折れずに乗り切れば、後半は5km28分くらいでももつだろうと考えていた。

【レース前日】
8:00 工学院大学前に集合
12:00 小布施SAで昼食
13:30~15:00 苗名滝
16:00 イオンで買い出し
16:30~17:30 会場で受付
18:00 宿着
18:30 夕食
21:30 就寝
といった流れ。

旅行記は文才のある人に任せます。
とりあえず、明日皆で100km走るのだと思うと夢のようでわくわくしていた一方、雨の予報が時間を追うごとに強くなっていて、体調が悪かったのもあったので、明日のレースが自分にとっても皆にとっても過酷なものになるような気がして不安で仕方なかった。

【レース当日】
たっぷり5時間以上寝て3時に起床。朝食はおにぎり(少し大きめ)3つとミカンゼリー。4時に宿を出発して4時半前に会場に到着。思ったより雨は弱く、傘を刺さなくても歩けるくらいだった。50.5kmには着ないことにしたアンダーシャツ、レッドブル、ワセリン、78.4kmには着替えと補充用のサプリ系のものを送った。スタート時はアミノバイタル3本(うち2本を40km、60kmくらいで消費)、塩分タブレット5粒くらい、ガストール、ロキソニン(いずれも未使用)をポーチに入れて携帯した。ボランティアの人が空いているトイレに誘導してくれるので、そのあたりのストレスはかなり少なかった。もうちょっと皆と話したかったけど、スタート20分前に皆と別れて整列、Arakiさん、Kiriちゃん、kawataさんと目標タイム9時間代のところに並んだ。屋根のある通路に並ばせてくれるので、スタート前の雨は気にならなかったが、会場に着いたときよりも雨はかなり強くなっていた。スタートまでは15秒くらいのロスで済んだ。

Start~10km
市街地を出て田んぼ道へ。色々な人に付いたり離れたりしながら1kmごとの距離表示(距離表示は、前回のkawataさんの大会録にあるように、ラスト10kmの1kmごとを除けばおおよそ正確だという印象。)を参考に徐々にペースを落ち着かせようと努める。予定よりは少し早めだったが、エイドの時間を含めればちょうどいいくらいになりそうだったし、体感的にはかなりゆっくりだったのでまあいいかという感じ。

10~20km
田んぼ道をひたすら進む。時々集落に入るとたくさんの人が応援に出てきてくれていた。鼻水が出て辛かったり、口呼吸すると咳き込んだりするので去年の秋田で習得した鼻呼吸で走っていたりしたが、ラップはいい感じなのでそこそこ調子いいのかなと思った。序盤の補給はエイド、レストエイドではバナナを取って歩きながら皮向いてゆっくり走りながら食べるみたいな感じでなるべくロスが少なくかつ後半でガス欠にならないように心がけた。

20~30km
ひたすら田んぼ道。30km手前で早くも疲れてくる。完全に練習不足。でも30km通過が予定より4分くらい早くて、秋田のときみたいに復活すれば借金にはならないだろうと思ってあまり気にしなかった。

30~40km
30km過ぎのエイドでおにぎりを取って走りながら食べていたら、秋田のおにぎりよりも大きくて、なかなか食べきれず辛くなった。そうこうしていたら30~35kmがかなり遅くて萎えたが、峠の手前の登りで失速すると思っていた35~40kmでの失速が小さめだったので問題なし。余談だが、35kmくらいで宮古島、横浜、伊豆大島とレース中に何度も遭遇している例の女性(伊豆大島の大会録参照)に抜かれてびっくりした笑(その女性とは1つ目の峠で抜きつ抜かれつして登りの終わりで離された後、2度と見ることは叶わなかった)

40~50km
40kmのエイドを出てすぐ1つめの峠の登りが始まる。かなりきつい登りに感じた(斜度としては1つ目の前半と4つ目の峠が一番きつかったと思う)が、2つ目の峠までは歩きたくなかったので頑張って走っていたら2kmもしないうちに登りが緩やかになった。フル通過は3:49くらいだった。足はそこそこ疲れたけど、下りを走るのには問題ないくらいだったので、タイム稼ぎのためにそこそこ頑張って下っていたら何人か抜くことができた。下り少し得意になったかも。
2つ目の峠もあっという間に終わり、予定より5分早く50km通過。
この辺りで予想通り風邪も気にならなくなっていた。

50~60km
50.5kmのレストエイドはあまり時間を使いたくなかったので、トランジットを受け取って皆からのメッセージだけ読んで笹団子を取って2分もしないうちに出発。35kmのときと同じ感じで笹団子に苦戦していたら歩きの割合が思ったより増えてしまって、もともと歩きと走りを混ぜつつ32分くらいで通過できたらいいなと思っていた50~55kmに35分くらいかかってしまった。
歩いたはずなのに足は回復しないどころかかなり疲れてしまって、3つ目の峠の下りはゆっくりでしか下ることができなかった。
55~60kmも半分以上下りだったのに同じくらいかかって60km通過の時点で中間点で5分あった貯金がなくなってしまった。
ここから平地を5km28分で走るなんてとてもできない気がして絶望した。

60~70km
60kmで4つ目の峠の登りが終わり、ゆっくり下っていたら秋田のときみたいに頭までぼーっとしてきた。絶望してもうサブ10でいいやってなって、63kmくらいのエイドでトイレに行ったりしつつ長めに休憩。ここからは泥沼。下りが終わってからは走っててもキロ6も切れてないくらいになり、69kmのエイドでもうサブ10もいいやってなった。折角皆と一緒に出られるまたとない機会なのにいつものように頑張れなくなってしまう自分に絶望するばかりだったが、もうどうしようもなかった。

70~80km
70kmからの峠は歩こうと思っていたが、急に雨が降りだしてかなり寒くなってきた。もう走りたくなかったけど、走らなかったら宮古島の時みたいに低体温になって完走も危うくなるような気がしたし、ゆっくりなら走れないこともなかったので、そこそこ走った。が、峠が終わって雨が弱くなってきたらまた歩きが増えてしまい、とりあえずトランジットのある78.4kmを目指しつつ進んだ。
78.4kmのエイドにたどり着くと、はせくんが応援に来てくれていた。そこで皆の様子を聞いたり、そばを食べたりして長めに休憩。袋に書いてある皆のメッセージを見たけど、「底力」は見せられそうになかったし、「あとちょっと」な気もしてこなくて本当に情けなかった。
やる気を取り戻しきれないまま出発。

80km~Finish
走り続ける気は起きないし、歩こうとしても全く足に力が入らなくて、まっすぐ歩けず、時々立ち止まったり、エイドでは椅子に座って休んだりと散々。
そろそろ濱田さんあたりのホノマラーが追い付いて来そうな気がしていたからそれを待とうかと思ったけど、追い付かれても並走できなさそうだったから、休み休み進んだ。
最早歩く方が辛くなってきたので、84kmくらいからほとんど足が地面から浮いてないくらいの感じで走っていたら、85kmのエイドの辺りから徐々に復活してきて、そのあと92kmのエイドで11時間は切れそうなことが発覚したので、残り8kmはそれを目指して走って、(へωへ)さんに迎えてもらいつつゴールした。

【まとめ】
今までで一番酷いレースだったけど、60km前後で絶望するいつも通りの展開だったし、特別コースがきつかったり、タイムを狙うのに厳しいコンディションだったりしたわけではないので、偶然ではなかったと思う。
練習が足りないことによるスタミナ、スピード不足とか、前半突っ込みすぎとか、下り飛ばしすぎとか色々原因はあると思うけど、何よりも辛い状況で目標を諦めることなく復活を信じて走り続けられる気持ちの強さが足りないのかなと思った。
今回が9回目の100kmで、こうも毎回頑張れないと、自分は100kmには(少なくともタイムを狙って走るのには)向いていないのかなと感じてしまうけれど、その分目標を達成したゴールの喜びは格別だろうし、何よりも自分のような人間のことも受け入れてくれて、エイドにたどり着いたときには拍手で迎えてくれ、エイドを出るときには「来年もまた来てね」と優しく声をかけてくれるウルトラマラソンという場が、そしてそういうウルトラマラソンを一緒に走ってくれる先輩、後輩、そして同期のいるホノマラが自分の居場所だと思うから、これからも100kmは続けていきたいし、1年かけて練習を積み直してまた記録にもリベンジしたいなと思います。

自分のレースについてはこのくらい。
最後に、今回ウルトラ中毒な先輩方やひたむきに完走を目指して頑張る後輩たち、そして自分がウルトラに出る度にいつも応援してくれる同期と一緒に100km走ったり、それに向けて練習したりして濃密な時間を共有できて幸せでした。
こんな機会は多分最初で最後だっただろうから、その中でちゃんと練習してきたのに思うような走りができなかった人がいたことが本当に悔しいし、自意識過剰なのは分かっているけど自分に何かできることはなかったのかなと思うとやりきれないです。そういう人たちに対して気安くリベンジしましょうなんて言うことはできないけれど、今回皆で練習したり大会出たりした時間を少しでも楽しかったと感じてくれていたらいいなと思うし、これからもウルトラとは言わず大会や練習で一緒に走ってくれる人がいたら嬉しいです。ウルトラにも、もしもう一度気が向くことがあったら是非一緒にリベンジしましょう。
今回一緒に出てくれた皆さん、ありがとうございました、そしてこれからもよろしくお願いします。

また深夜テンションで最後につまらない私情を書いてしまいました。
次回からは新しい切り口でもうちょっと面白いことを書けるように頑張ります。

オシマイ

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